ハン・ソロ単独主演映画の監督が降板、巨匠ロン・ハワードが新監督に抜擢!

クリエイティブ上の相違を理由に監督が降板となった『スター・ウォーズ』シリーズのハン・ソロ単独主演映画の新監督に、『ビューティフル・マインド』『ダ・ヴィンチ・コード』などで知られるロン・ハワードを抜擢したとルーカス・フィルムが発表した。

Ron Howard

『LEGO®ムービー』『21ジャンプストリート』で知られるフィル・ロード&クリス・ミラーが監督を務めてきた本作だが、ルーカス・フィルムのキャスリーン・ケネディや脚本兼製作総指揮を務めるローレンス・カスダンとの意見の不一致により、両監督は降板へ。ロード&ミラー監督はストーリーによりユーモアや即興を取り入れたかったとのことだが、オリジナルの脚本を執筆し、『スター・ウォーズ』の世界観を保つ立場でもあるカスダンやケネディには受け入れられなかったとのことだ。

ロード&ミラー監督からバトンを渡されたハワード監督は、すぐに撮影に参加するとのことで、すでに4分の3を撮り終えたフッテージと脚本のリライトを行い、残りの撮影と再撮に臨むものとみられている。また監督の交代だけでなく、若きハン・ソロ役のオールデン・エアエンライクに演技コーチをつけるなど、ルーカス・フィルムが演技にも満足していないことが明らかになっている。

一見スタジオ側のコントロールが強すぎるようにも思えるハン・ソロ単独主演映画。だが、脚本家のトニー・ギルロイを参加させ、ギャレス・エドワーズ監督に再撮を行わせた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が興行的にも批評的にも高い評価を受けたこともあり、この決断がどのような結果をもたらすかはいまのところ判断できるものではない。この重責を担うハワード監督の手腕に期待したい。

ハン・ソロ単独主演映画は2018年5月25日(金)全米公開予定

参考:http://variety.com/2017/film/news/star-wars-han-solo-ron-howard-director-1202474294/http://screenrant.com/han-solo-movie-alden-ehrenreich-performance/

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で