『007 スカイフォール』『007 スペクター』などシリーズ4作品にわたりジェームズ・ボンドを演じてきた英国俳優ダニエル・クレイグが、第25作目にあたる『007』シリーズ最新作で再びボンド役として続投する契約を締結した。
「Mirror Online」によれば、クレイグは『007』シリーズのプロデューサーであるバーバラ・ブロッコリに対してボンドを演じることに合意したとのことで、2019年の公開を目安に来年から撮影を開始するという。さらに、ブロッコリは『007 スカイフォール』の主題歌を担当し、オスカーを受賞したアデルの再起用に意欲を燃やしており、クレイグ&アデルを起用することで『007 スカイフォール』のように興行的にも批評的にも高い評価を得られる映画の制作を目指しているとのことだ。
かねてからグレイグは「ジェームズ・ボンドとしての仕事は終わった」「ボンドを再び演じるならリストカットしたほうがマシだ」と発言しており、ボンド役を降板してしまうのではとみられていた。そのため、『007 スペクター』公開後、次のボンド候補者としてイドリス・エルバ、ダミアン・ルイス、エイダン・ターナー、ジェームズ・ノートンの名前が挙がっていた。