岩田剛典、ショートフィルム『SWAN SONG』撮影当時を振り返る「感覚が研ぎ澄まされていた」

EXILE TRIBEとShortShortsによるコラボ企画『CINEMA FIGHTERS』のプレミア上映が8日、都内・TOHOシネマズ上野で行われ、岩田剛典と石井杏奈が登壇した。

CINEMA FIGHTERS

大歓声に迎えられた岩田は鑑賞後の観客をぐるりと見渡し「みなさんいい表情していますね!」と満足気な表情を見せた。またMCを務めたLiLiCoが感想を聞くと、会場から大きな拍手が。その様子に岩田は「やらせたでしょう(笑)」と照れた表情を見せながらも「ありがとうございます」と石井と共に一礼した。

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岩田が出演した『SWAN SONG』はEXILEの楽曲「Hevenly White」を元に、荒廃した近未来の東京を描いている。初めて台本を受け取った時の事を岩田は「どんな世界観だよ!と思いましたね(笑)」と率直な気持ちを明かし「世紀末みたいな設定で、残りの人類も減ってきた中、何故か弾き語りをしているギタリスト。情報が多すぎて処理できません(笑)なので現場では『俺は最後の人類として生き残るんだ』という気持ちでいました。サバイブしていました」と振り返った。

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4日間、オール新潟ロケで行われた撮影については「そんな短い期間でタイトに撮影することは初体験だったので、良い意味でショートフィルムの洗礼を受け、すごく刺激になりました」と話した。また、雪や寒さで過酷な現場であったことを明かすと、「目の高さ位まである積雪の中を永遠と歩いたシーンがあるんですけど、本当にカットがかからなくて(笑)このまま俺は遭難するのかと思いました(笑)」と思い出を話し、笑いを誘った。

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監督不在の舞台挨拶ということもあって、物申したいことは?と聞かれた岩田は「廃墟にあった、木のテーブルをソリの代わりにして、雪山を下ったところ」と即答。「勿論、命綱もないですし、結構その時の現場の雰囲気で『やっちゃおうか』ってやったんですけど、あれ、危なかったです!本当に(笑)」と告白。

続けて、「本当にめちゃくちゃスピード出て、洒落にならなかったんです。練習も出来ないじゃないですか。止まり方もわからないし、スピード出てるから足でも止まらなくて、そのまんま積雪に桜庭さんとダイブしていました。滑り始める時、毎回やだな、って思いながら(笑)監督はしっかりスノーモービルの横についていて(笑)1回味わってもらいたいですね」と語った。

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また初挑戦となったショートフィルムの撮影については「短い尺の中で、役者も少ないセリフ量の中でどう伝えていくのかを現場で考えるっていうのは、他の長編映画よりも研ぎ澄まされた感覚で現場にいれたかなと思います」と述べ、最後に「今回は第1弾なので、自分たちもショートフィルムの良さだったり、普段の映画との違いをもっと広めていきたいという気持ちでいますし、自分たちのチャレンジにも期待して頂きたいと思います」と締めくくり、舞台挨拶は幕を下ろした。

映画『CINEMA FIGHTERS』は2018年1月26日(金)より全国公開

公式サイト:cf-movie.com

(C)2017 CINEMA FIGHTERS

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