映画『パシフィック・リム:アップライジング(原題)』の脚本家デレク・コノリーが、世界的人気を誇る戦術諜報アクションゲーム「メタルギアソリッド」(METAL GEAR SOLID、略称:MGS)の映画版の脚色を担当することになったと、ヴァラエティ誌などが報じた。
「メタルギアソリッド」は、1998年に当時のコナミ(現コナミデジタルエンタテインメント)がプレイステーションで発売した戦術諜報アクションゲーム。小島秀夫監督がコナミの1986年の入社着後に生み出した「メタルギア」に端を発し、2015年の退社以後もシリーズが作り出されるほどの世界的な人気を誇るゲームシリーズだ。
プレイステーション版「メタルギアソリッド」の主人公ソリッド・スネークは、6ヶ国語を操るIQ180の頭脳を持つ傭兵。「恐るべき子供達計画」によって生み出され、遺伝子操作を受けたクローンだ。アラスカの孤島シャドー・モセス島において、核兵器廃棄所を占拠したハイテク特殊部隊「FOXHOUND」からの人質の救出と武装解除の命を受けたスネークが、単独で潜入ミッションを行っていく。
本作の脚本家に抜擢されたコノリーは、ゲーム版からの脚色を担い、『キングコング:髑髏島の巨神』でタッグを組んだジョーダン・ボート=ロバーツが監督を務める。コノリーは『ジュラシック・ワールド』、その続編『Jurassic World: Fallen Kingdom(原題)』や、『パシフィック・リム:アップライジング(原題)』『キングコング:髑髏島の巨神』のほか、J.J.エイブラムスが新監督として就任した『スター・ウォーズ9(仮題)』の脚本も手がける。