『火花』桐谷健太、芸人目指す学生に一発ギャグ伝授!雑誌“ケンズノンノ”作った下積み時代も告白

映画『火花』夢を追う“あほんだら”試写会が15日、都内・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、桐谷健太、三浦誠己、板尾創路監督が登壇した。

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大歓声の中3人が登壇すると、桐谷のカタコトで「ミナサン、エイガヒバナ、イカガデシタカ…ツッコめや!」とボケの挨拶からはじまると、一気に会場の空気が和らいだ。併せて三浦も「何でカタコトやねん」とツッコミ、「こんな感じでアホなこと言いながら皆さんと一緒に楽しみたいと思います」と挨拶。

続いて板尾監督の挨拶の番で「う~み~の~~~」と歌い始めると、会場からは笑いと拍手が沸き起こった。桐谷は「僕の歌です!しかも、最初は『空の~』です」とつかさずツッコミを入れ、早くも笑いの絶えない舞台挨拶がスタートした。

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過去に苦労したエピソードは?


桐谷は「5歳のときから役者という仕事をしたかったんです」とはじめ、とにかく目立ちたかった高校の時には、自分が表紙の「“ケンズノンノ”という雑誌を作っていた」というエピソードを暴露。そのまま高校を卒業して東京に出て来たが、オーディションにも受からず、事務所とも上手く行かず、月に10回くらい金縛りにあったことも明かした。

続いて、同期にチュートリアルやブラックマヨネーズがいた元お笑い芸人の三浦は「お金が無かったんで、ひたすらラーメンばっかり食べていた」と話しはじめると、「千原ジュニアさんをはじめ、たくさんの先輩方にご飯は連れてって頂きました。舌がこえるんで、美味いもの食いたがるんですよ。だから(『火花』の神谷みたいに)借金してね」と、当時のリアルなエピソードを語った。

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板尾監督は「僕、苦労したことないんですよ」とサラリと言い、「大阪で育ててもらったんです。吉本行ってるって言うと、飯食わしてくれるし、飲め飲め~って飲ましてくれるし」と下積みの大阪時代のエピソードを披露。ほんこんとのコンビ名“130R”というネーミングについて、エロ本&エロビデオの自動販売機にかけて語り、笑いを誘っていた。

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桐谷健太に「一発ギャグを教わりたい!」


イベントは、観客からアンケートをとり、数名から話を聞きながら進行していく流れに。「将来は役者になりたい」と話す女子中学生には、「ここで選ばれて、こうやっていまみんなから注目してもらえてるということは、何か持ってるんでしょうね」と板尾監督がアドバイス。

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一方でお笑い芸人を目指している男子高校生からは、桐谷に「一発ギャグを教わりたい!」とのリクエストが。桐谷から「とだ~どうだ~とだどうだ~」という、名前にちなんだ一発ギャグを貰うというスペシャルな一幕もあった。

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アナウンサーを目指す就職活動中の女性からは「本当に夢は叶うのか」という本作に通ずる相談が。「叶った人がいう結果論。夢があって、それに向かって努力するのが良いですよね。好きなことに向かって頑張れるというのは、絶対無駄じゃない。叶うつもりで頑張るのが夢に対しての礼儀」と板尾監督が熱く答えた。

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続けて桐谷からは「徳永は諦める才能があって、神谷は諦めない才能があった。才能は時代の影響も大きい。そんなエールの入っている映画なんでよろしくお願いします」と映画の内容に繋げた。

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最後に板尾監督は「自信を持ってお勧め出来る映画なので、たくさんの方に観て頂きたいと思います。桐谷くんの神谷という役はすごく難しい役なんですけど、見事に神谷象を掴んでくれたという嬉しさと、それを支えてくれる三浦君の存在。2人の努力に感謝しています」と2人について話すと、三浦からは「こんなにネイティブな関西弁を使えて、この神谷という役が出来るのは桐谷健太しかいない。この作品が羽ばたいてくれることを、皆さんの力を貸してください、お願いします」と桐谷への想いをのせて力強く伝えた。

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桐谷は「この映画に入る前に、神谷という色んな人間性をもった役をどう演じようかすごく悩んでいた時に、監督がボソっと『でも、神谷って可愛いよな』と言ってくれたり、『桐谷が面白いと思う言い方であれば神谷になる』という言葉に感謝してる」と、神谷という役と作品に対する愛を語った。


又吉直樹による初純文学作品・第153回芥川賞受賞作を板尾創路が映画化した本作は、漫才の世界に「夢」を持って身を投じるも、結果を出せず底辺でくすぶっている青年【徳永】と、強い信念を持った先輩芸人【神谷】が出会い、「現実」の壁に阻まれ、「才能」と葛藤しながら歩み続ける青春ドラマを描く。

お笑い芸人【徳永】役に菅田将暉、先輩芸人【神谷】役に桐谷健太が扮するほか、神谷の恋人【真樹】役に木村文乃、徳永とコンビ「スパークス」を組むツッコミ担当【山下】役に川谷修士(2丁拳銃)、神谷とコンビ「あほんだら」を組むツッコミ担当【大林】役で三浦誠己が共演する。主題歌はビートたけしの名曲を菅田将暉×桐谷健太の2人がカバーした「浅草キッド」に決定している。

映画『火花』は11月23日(木・祝)より全国東宝系にて公開

【CREDIT】
原作:又吉直樹著「火花」(文藝春秋 刊)
監督:板尾創路(『板尾創路の脱獄王』、『月光ノ仮面』)
脚本:板尾創路、豊田利晃(『青い春』、『クローズEXPLODE』)
出演:菅田将暉、桐谷健太、木村文乃、川谷修士、三浦誠己、加藤諒、高橋努、日野陽仁、山崎樹範ほか
配給:東宝 公式サイト:http://hibana-movie.com/

©2017「火花」製作委員会

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