映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』完成披露試写会が16日、都内・丸の内ピカデリーにて行われ、主演の佐藤健、土屋太鳳をはじめ、北村一輝、浜野謙太、中村ゆり、杉本哲太、薬師丸ひろ子、監督の瀬々敬久が登壇した。
佐藤健×土屋太鳳、8年前の写真公開!
本作のタイトルにちなみ、スクリーンに投影された佐藤と土屋の8年前の写真。ファンから黄色い歓声が上がる中、佐藤は「ちょうど20歳の頃。たぶんカレンダーの撮影中でした」と爽やかな笑顔を捉えた写真に照れ笑い。
「当時は仕事に対してどんなことを考えていたか」問われると、佐藤は「“気合い”という武器だけでやってました。芝居のテクニックとかも皆無だったので、とにかく気持ち・想いだけでやってましたね」とコメント。
続けて、「25歳くらいの頃から“気合い”だけじゃなりないと思って、いろいろ取り入れて今もやっています」と明かした。
和服姿で、まだあどけなさが残る表情を捉えた写真を公開した土屋。14歳の頃に撮った写真について「これは『龍馬伝』の時ですね。初めて健先輩と共演した作品です」とにっこり。佐藤は「共演シーンはなかったんですが、同じ作品に出ていました。この頃に出会ってますね」と吐露。
まさに“8年越し”の共演となった本作に、土屋は「“8年越し”に妻を演じさせていただきました(笑)衣装部屋で初めてお会いして、私が着替えようとしていた時に、ちょうど健先輩がいらっしゃって。『先どうぞ』と言ってくださったのを覚えています。その時からとても紳士で優しい方だなと思いました!」と述懐。その言葉に佐藤はドヤ顔をみせ、笑いを取っていた。
原作は「YouTube」に投稿された動画をきっかけに「奇跡の結婚式」「号泣する実話」として多くの話題を集め、2015年7月に書籍化された「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」。結婚を約束した20代のカップルに起きた不運から物語は展開され、過酷な闘病生活、記憶障害や別れ・再会を経て結ばれる奇跡の8年間を描く。
結婚式の3ヶ月前に原因不明の病に侵され、昏睡状態・記憶障害に陥ってしまう中原麻衣を土屋太鳳が、彼女の回復を祈り続け、深い愛情を注ぎ続ける西澤尚志を佐藤健がそれぞれ演じる。『るろうに剣心 京都大火編・伝説の最期編』 以来3年ぶりの共演を果たす。 監督を『64 ロクヨン』2部作の瀬々敬久が務め、脚本は2017年放送のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」を手がけた岡田惠和が担当する。
映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』は12月16日(土)より全国公開
【CREDIT】
原作:「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」(主婦の友社刊)
監督:瀬々敬久 脚本:岡田惠和
出演:佐藤健、土屋太鳳、北村一輝、浜野謙太、中村ゆり、堀部圭亮、古舘寛治、杉本哲太、薬師丸ひろ子(※古舘寛治の「舘」の字は、正式には外字の舘(※舎官)となる)
配給:松竹 公式サイト:http://8nengoshi.jp/
©2017「8年越しの花嫁」製作委員会