初主演映画も決まった川栄李奈、今後は“お化け”役に意欲?『KUBO/クボ』舞台挨拶で目標明かす

映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』公開記念舞台挨拶が21日、都内・新宿バルト9にて行われ、日本語吹替版声優のピエール瀧、川栄李奈が登壇した。

クボ

ティム・バートンのコープスブライド』『コララインとボタンの魔女』のスタジオライカが日本を舞台に描くストップモーションアニメ。本作は、日本神話を基にした不思議な世界で、主人公の”クボ”が剣と鎧を探し求めて旅に出るストーリー。“クワガタ”役にピエール瀧、クボを執拗に襲いにくる敵“闇の姉妹”役に川栄李奈が声を当てる。

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「ホラー映画が大好き!」という川栄は、この日“闇の姉妹”をイメージしたダークな衣装で登場。ドラマ・映画と女優として幅広く活躍している川栄だが、今回が悪役初挑戦。演じてみて「声優をやらせてもらう機会があまりなかったので、ひたすら練習しました!“闇の姉妹”は(オリジナルで)ルーニー・マーラさんが演じられていて、すごく素敵でゾッとしました。なんとか、それに近いものを演じようと頑張りました」とコメント。

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初主演映画『恋のしずく』の公開も決まっている川栄に、ピエールは「主演やるんだ!『スター・ウォーズ』の?」とこぼすと、川栄は「違いますよ!(笑)日本の...」とハニカミ。すかさずピエールは「え?日本の『スター・ウォーズ』!?」とボケてみせ、笑いを取っていた。今後の目標を聞かれると、川栄は「色んな作品に色んな役で出たいですね!それこそホラーが本当好きなので、“お化け”役とかやりたいです!」と笑顔をのぞかせた。

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ピエールは「僕が共演した時は娘の役でしたけど、他の作品ではいろんな役もやられていて...ちょっとピリッとした役とかも上手。(今回の役は)ハマり役だと思います!」と川栄を絶賛。一週間で1〜3コマほどの進捗で丁寧に制作されてきた本作については、「観てるもの全部に人の手が入ってる。贅沢ですよね!CGで作れてしまうのもを、一つ一つ人の意思を込めて作ってるんですよ。一番感動するのは、人の手によって全部動かしながら作っていること。なんでもないシーンも全部作ってる。もう全カット・全コマ・全フレーム感動しますね!(主人公のクボは)“鬼太郎”に似てる(笑)」と熱弁を繰り広げた。

映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』は新宿バルト9ほか全国公開中

【CREDIT】
監督:トラヴィス・ナイト 
声の出演:アート・パーキンソン、シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、ルーニー・マーラ、レイフ・ファインズ

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