山田孝之が主演を務める映画『ステップ』の主題歌が秦 基博の書き下ろしの新曲「在る」に決定した。
重松清の原作「ステップ」を映画化した本作。結婚3年目。30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、彼らを取り巻く人たちとの交流の中で成長していく姿を描いた感動作。主演を山田孝之が務め、実年齢とも重なる等身大の男性で初のシングルファザー役を演じる。共演に國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈らが名を連ねる。監督を、『虹色デイズ』『笑う招き猫』『大人ドロップ』などで知られる飯塚健が務める。山田孝之とは『荒川アンダー ザ ブリッジ THEMOVIE』、「REPLAY&DESTROY」以来3度目のタッグとなる。
本作の主題歌「在る」の作詞作曲を手掛けたのは、数々の名曲を世に送り出し続けるシンガーソングライターの秦 基博。制作陣は、極上のメロディと繊細かつ伸びやかな歌声、リスナーに優しく寄り添う歌詞で絶大な支持を集める秦こそ、主題歌にふさわしいと熱烈オファー。秦がこれを快諾し、本作を鑑賞した上で書き下ろした新曲「在る」を主題歌として制作する形でコラボが実現した。
完成した楽曲は、“大切なものを失った者たちが新たな一歩を踏み出すために、背中を押してくれる”珠玉のバラード。本曲について秦は、「誰か“が”いたこと。誰か“と”いたこと。その人が、自分が、存在するということ。その意味を考えながら作った曲です。」とコメント。飯塚監督は「映画を観終えて、初めて聴く歌声。秦さん以外には考えられませんでした。」「二時間の旅を締めくくるに相応しい歌を書いて頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。」とコメントを寄せている。
秦 基博 コメント
誰か“が”いたこと。誰か“と”いたこと。
その人が、自分が、存在するということ。
その意味を考えながら作った曲です。
映画と共に、この楽曲が皆さんに届けば幸いです。
飯塚健監督 コメント
映画を観終えて、初めて聴く歌声。秦さん以外には考えられませんでした。頂いたデモは、映画のカットを一つ一つ、隅々まですくい取って書かれたものでした。無理に進まなくてもいいんだ。ゆっくりでいいんだ。止まってしまった時間を肯定してくれる、背中にそっと寄り添ってくれる歌でした。二時間の旅を締めくくるに相応しい歌を書いて頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。
映画『ステップ』は2020年4月3日(金)より全国公開
(C)2020映画『ステップ』製作委員会