映画『火花』大ヒット御礼舞台挨拶が30日、都内・TOHOシネマズスカラ座にて行われ、W主演の菅田将暉、桐谷健太が登壇した。
菅田将暉×桐谷健太「もし漫才コンビを組むなら?」
観客から「もしコンビを組んだら、どっちがでどっちがツッコミ?コンビ名は?」との質問を受けると、桐谷は「“あほんパス”!スパークスとあほんだらを合体させてみた」と即答。菅田は「なにその“サロンパス”がアホになったみたいな名前(笑)」とツッコミ、笑いをさらっていた。
続けて、「(ボケとツッコミ)両方やりたい!笑い飯さんスタイルみたいな」と菅田がこぼすと、桐谷も共鳴して2人の漫才シーンを夢想。菅田が質問した観客に向かって、「逆に(コンビ名)何がいいと思います?」と無茶振りすると、観客から「“あほ男たち”」と斬新な提案が。
会場が笑いに包まれる中、菅田は「魔法?“魔法男たち”?」と聞き間違い。桐谷は「客観的な目線のコンビ名やね!“あほ男たち”、逆に真面目なことばっかり言っても面白いかもね!」と笑顔をのぞかせていた。
ちびっ子から「感想はなんですか?」秀逸な言葉に2人の反応は?
客席にいた6歳の子供から「感想はなんですか?」と声が飛ぶと、桐谷は「かわいっ!!」とメロメロ状態。一方の菅田は「これ、すごい深いですよ!俺らに『“感想”ってなんですか?』って聞いてるんだと思う」と感心。桐谷も「あ!“感想”ってなんですか、“感じる”と“想う”って本来バラバラなはず...そういえば全然違うよなぁ」と深く考え、悩ましい質問に2人も困惑していた。
前の観客から「主題歌を歌っていただけませんか?」とリクエストがあったばかりで、その準備の最中にもトークが進められていたことから、子供から「歌って〜」とのおねだりも。イベントの終盤に2人は主題歌「浅草キッド」を熱唱し、ファンを喜ばせていた。
又吉直樹による初純文学作品・第153回芥川賞受賞作を板尾創路が映画化した本作は、漫才の世界に「夢」を持って身を投じるも、結果を出せず底辺でくすぶっている青年【徳永】と、強い信念を持った先輩芸人【神谷】が出会い、「現実」の壁に阻まれ、「才能」と葛藤しながら歩み続ける青春ドラマを描く。
お笑い芸人【徳永】役に菅田将暉、先輩芸人【神谷】役に桐谷健太が扮するほか、神谷の恋人【真樹】役に木村文乃、徳永とコンビ「スパークス」を組むツッコミ担当【山下】役に川谷修士(2丁拳銃)、神谷とコンビ「あほんだら」を組むツッコミ担当【大林】役で三浦誠己が共演する。
映画『火花』は全国東宝系にて大ヒット公開中
【CREDIT】
原作:又吉直樹著「火花」(文藝春秋 刊)
監督:板尾創路(『板尾創路の脱獄王』、『月光ノ仮面』)
脚本:板尾創路、豊田利晃(『青い春』、『クローズEXPLODE』)
出演:菅田将暉、桐谷健太、木村文乃、川谷修士、三浦誠己、加藤諒、高橋努、日野陽仁、山崎樹範ほか
配給:東宝 公式サイト:http://hibana-movie.com/
©2017「火花」製作委員会