堺雅人、高畑充希VFX技術に感嘆「続編はフルCGで作れる」スピンオフ望む声も

映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』の初日舞台挨拶が9日、都内・TOHOシネマズ日劇にて行われ、堺雅人、高畑充希、堤真一、安藤サクラ、田中泯、中村玉緒、山崎貴監督が登壇した。

DESTINY 鎌倉ものがたり

見所を聞かれた堤が、堺の名シーンと心霊捜査課の面々について話すと「あれ、スピンオフで見たいよね!」と堺も同調した。続けて監督が「あれは名キャスティングでしたね」と振り返ると堺も「あんなに特殊メイクが多い中、國村さんなんかおでこにホクロつけただけですからね(笑)」と笑いを誘った。DESTINY 鎌倉ものがたり

念願の山崎組、念願の人間じゃない役を演じれて良かったと語る安藤は「エンドロールに出てくる私にびっくりして。私、あんな動きしてないんですよ」と告白。ニヤリと笑った山崎監督は「あれ、フルCGです」とキャスト陣も知らなかった完成秘話を披露し、会場を驚かせた。

DESTINY 鎌倉ものがたり

驚きを隠しきれない堺が「もしかして、あれですか!?僕たち撮影中に全身をスキャンされたんですよ!時間ある人からスキャンしてくださいって、不思議なこといわれ(笑)」と監督に問うと「そうです。堺さんお気づきじゃないですけど、電車のシーンでフルCGの堺さん出てます。高畑さんもいますよ。全員分あるので「DESTINY2」はキャスト陣を呼ばずとも作れます」と暴露。その技術の高さに会場はさらに驚きに包まれた。

最後に公開記念と大ヒットを祈願して鏡開きが行われ、終始明るい舞台挨拶は大きな拍手の中幕を下ろした。


山崎貴監督が西岸良平のロングセラーコミック「三丁目の夕日」と双壁をなす、30年読み継がれた累計発行部数900万部(既刊33巻)のベストセラー「鎌倉ものがたり」を映画化した本作。主演には、NHK大河ドラマ「真田丸」での熱演も記憶に新しい、堺雅人。普段から和装を好むミステリー小説作家を演じる。ヒロインには、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」主演の高畑充希が出演。堺演じる正和の年離れた妻・亜紀子に扮する。その他共演に、堤真一、田中泯、國村隼、薬師丸ひろ子、三浦友和といった山崎組常連俳優から、安藤サクラ、中村玉緒など山崎組初参戦となる超豪華キャストが集結する。

映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』は2017年12月9日(土)より全国東宝系にて公開

【CREDIT】
監督・脚本・VFX:山崎貴
原作:西岸良平「鎌倉ものがたり」(双葉社「月刊まんがタウン」連載)
出演:堺雅人 高畑充希 堤真一 安藤サクラ 田中泯 國村隼 薬師丸ひろ子 三浦友和 中村玉緒

©2017「DESTINY 鎌倉ものがたり」製作委員会

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