岩田剛典、“俳優”として新たな境地へ── 『去年の冬、きみと別れ』ロングインタビュー

3月10日(土)に公開される映画『去年の冬、きみと別れ』より、2018年・新年を祝い公式サイトにて特別企画が実施。本作にて単独初主演&本格派サスペンス映画初挑戦となった主演・岩田剛典のロングインタビューを一部先行解禁。合わせてメイキング写真も到着した。

去年の冬、きみと別れ

中村文則が初めて挑んだキャリア最高傑作との呼び声高い小説を原作に描かれる本作は、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件の真相を追う新進気鋭のルポライター・耶雲恭介の姿を描くサスペンス。人間の内面に深く肉薄した究極の「愛」を描きながら、1ページ、1ページと、予断を許さないストーリーが猛スピードで展開していく。

謎の焼死事件の真相を追うルポライター・耶雲恭介を岩田剛典が演じ、耶雲の婚約者・松田百合子役に山本美月、事件の取材をする耶雲を支える週刊誌・編集者の小林良樹役に北村一輝、耶雲の取材対象者であり事件の被告である世界的フォトグラファー・木原坂雄大役に斎藤工、木原坂の姉で弟を事件からかばう朱里役に浅見れいなが名を連ねる。監督を『脳男』『グラスホッパー』などで知られる瀧本智行が務める。

去年の冬、きみと別れ

岩田剛典「深みのある物語のオファーがとても嬉しくて」


本作の主人公・耶雲を演じるのはEXILE、三代目J Soul Brothersのメンバーであり、俳優としても精力的に活動する岩田剛典。今回、真相を追ううちに、いつの間にか抜けることの出来ない深みにのみ込まれていく役柄で初の本格派サスペンス映画に挑むこととなった岩田は「僕はアーティスト(EXILE、三代目J Soul Brothers)としても活動しているので、こういう本格的なサスペンス作品、深みのある物語のオファーがとても嬉しくて」とオファーを受けた際の心境を明かす。

去年の冬、きみと別れ
メイキング写真

「とても面白い脚本で、もの凄く興味が湧きましたし、演じる主人公・耶雲という役も自分にとって挑戦的な役でした」と自身が演じた耶雲について話し、岩田念願の瀧本監督との初タッグについては「瀧本組への参加はプレッシャーで不安もありましたが、監督に“みんな気持ちは一緒だ、一蓮托生だからな”と言っていただいて。こんなにやり甲斐のある役も現場はない、刺激的な日々、挑戦の日々でした」とコメント。

「実写化不可能と言われていたベストセラー小説の映画化ということで、僕も監督もスタッフもプレッシャーを感じていましたが、みんなの中に、実写化が成立したらきっとものすごいものになる!という大きな期待感があって、誰もがそこに向かっていたと思います」と撮影を振り返るその言葉は、“俳優”として新境地を開拓し、また“座長”として重責を務めあげた彼が新たに本作にて魅せる姿への期待を高める。

去年の冬、きみと別れ
メイキング写真

岩田剛典、“俳優”として新たな境地へ──


2014年に『クローズ EXPLODE』で俳優デビューし、16年に公開され興行収入22億円の大ヒットを記録した『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』、『HiGH&LOW』シリーズなど、ヒット作に恵まれ俳優としての地位を築き、活動を広げてきた岩田。

「この業界に入ったときは、お芝居をする選択肢はなかったですし、自分がお芝居をするなんて考えたこともなかった」と、いまの自分の位置は想像もしなかったことを明かした。「2017年はいろいろと種を撒いた年だったと思うので、2018年はその種が咲いてリリースしていく年になるのかなと思っています。そのなかで『去年の冬、きみと別れ』は、自分が勝負をかけた作品のひとつなので、2018年の抱負はこの映画の大ヒットしかないですね」と本作が<代表作>となることを信じ、挑んだその決意と意気込みを露わにしている。

公式サイトではロングインタビューだけではなく、メイキング映像も今後、公開予定。インタビュー全文は公式サイト内にて(http://wwws.warnerbros.co.jp/fuyu-kimi/special/)2018年1月1日(月)AM10:00公開予定。また、映画公式Twitterにて、豪華キャスト登壇のジャパンプレミアへ25組50名様を招待するキャンペーンも実施される。

映画『去年の冬、きみと別れ』は3月10日(土)より全国公開

【CREDIT】
監督:瀧本智行 脚本:大石哲也 音楽:上野耕路
出演:岩田剛典(EXILE/三代目 J Soul Brothers)、山本美月、斎藤工・浅見れいな/北村一輝
原作:中村文則『去年の冬、きみと別れ』(幻冬舎文庫)
制作プロダクション:C&Iエンタテイメント
製作:映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画

(C)2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会

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