映画『嘘を愛する女』女性限定試写会が14日、都内・スペースFS汐留にて行われ、長澤まさみと高橋一生が登壇した。
MCから「2018年に入ってから嘘はつきましたか?」とタイトルにちなんだお題が振られると、高橋は「つきました!」と即答。
続けて「差し入れで、いま話題の中にフルーツが入った大福があったんです。バナナチョコ大福」と明かし、「僕甘いもの大好きなんですが、『バナナチョコ大福食べないんですか?』って聞かれた時に『僕バナナ嫌いだから...』って言って...大好きですけど(笑)なんか食べちゃうと止まらなくなるかなと思って(笑)みかんとかいちご味のものもあったんですけど、“バナナチョコ大福”っていう完全に僕の好みを見透かされたようなものだったんですが、『大丈夫です...』って」と、お茶目な一面がのぞく“初嘘”エピソードを披露し、ファンを沸かせていた。
「世界の中心で愛を叫ぶ」をはじめ多くの作品で共演している2人。改めて互いの印象を聞かれると、長澤は「細部までこだわって役作りをされているのがすごい。付けていたメガネから“ある匂い”がして、メガネを古めかしくみせるためにコーヒーで色付けしてもらったと聞いて...」と吐露。
高橋は「顔が近いシーンが結構あったので『この匂いはなんですか?』って聞かれて。もともとサングラスで、金色でキラキラしていたんです。『もうちょっと鈍くしてください』と伝えたら、それをエイジングしてくださる時に、美術さんがコーヒーを塗ってくださって少し時間の経ったものを作ってくださったんです。細かくやらせていただきましたね」と裏話を明かした。
続けて、長澤の印象を「改めて芯の強い女性だなと思いましたね」と答え、「外側はとっても柔らかい方なんですが、芯がしっかり通ってる方。発言とかではなく行動で、現場での居住まいだったりで改めて感じましたね」とコメントした。
「夫は誰だった?」という、センセーショナルな見出しの実在する新聞記事から着想を得て書き上げられたオリジナル脚本による本作が描くのは、知り尽くしていたはずの愛する人の素性が全て嘘だったら、なぜ嘘をつき続けたのか、その愛は本物か、愛とは何なのか。愛する人の正体を探るミステリー要素も兼ね備えた新感覚のラブストーリーが誕生する。
一流企業に勤める完璧なキャリアウーマンで、恋人の大きな嘘に翻弄されていくヒロイン・川原由加利を長澤まさみが演じ、小出桔平と名乗る由加利の恋人役に高橋一生が扮するほか、DAIGO、川栄李奈、黒木瞳、吉田鋼太郎らが共演する。脚本と監督を、企画者でもあるCM界の若き才能・中江和仁が務める。
映画『嘘を愛する女』は1月20日(土)より全国公開
【CREDIT】
監督:中江和仁 脚本:中江和仁・近藤希実
出演:長澤まさみ、高橋一生、DAIGO、川栄李奈、黒木瞳、吉田鋼太郎
配給:東宝
製作:「嘘を愛する女」製作委員会
(C)2018「嘘を愛する女」製作委員会