ウィル・ポールター『デトロイト』撮影を「泣きながら演じた」と振り返るインタビュー映像

ハート・ロッカー』『ゼロ・ダーク・サーティ』のキャスリン・ビグロー監督最新作『デトロイト』が1月26日(金)より公開される。この度、人気若手俳優ウィル・ポールターのインタビュー映像が解禁となった。

デトロイト

『リトル・ランボーズ』でデビュー以来、『なんちゃって家族』でMTVムービーアワードのキスシーン賞、ブレイクスルー演技賞を受賞、同年の英国アカデミー賞®のライジングスター賞を手にしたウィル・ポールター。その後、世界的に大ヒットした『メイズ・ランナー』で、主人公の宿敵を演じ圧巻の存在感を披露。アカデミー賞3部門を制したアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督『レヴェナント:蘇えりし者』ではレオナルド・ディカプリオとも共演を果たしている。

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事件当時、警備員として現場に居合わせたメルヴィン・ディスミュークス氏とのプレミアでの2ショット

『デトロイト』は社会に訴える映画


キャスリン・ビグロー監督の大ファンだというウィル・ポールター。本作では、凶悪な差別主義者であるデトロイト市警の白人警官クラウスを演じている。映像では、脚本を読んだ時を振り返り「作品の舞台は今から50年前だ。だけどテーマとなっているのは現代と同じ問題ばかりだ。有色人種への社会的な不条理、警察の横暴、制度的な人種差別、それがとても残念で、悲しいと思った」と素直な気持ちを吐露している。

さらに、自身が演じた難役への役作りや、実際の撮影現場で苦労したことについても打ち明けている。尋問を受け、暴力を振るわれる共演者の迫真の演技は、それが素晴らしいほど彼を苦しめ、時には泣きながら演技を続けたこともあったんだとか。

しかし、本作については「社会に訴える作品になるだろうとも思った。そういう社会問題を描く作品に参加できて嬉しかった」とこの作品に参加する意義について、熱く語っている。

映画デトロイトは1月26日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開

【CREDIT】
監督:キャスリン・ビグロー 脚本:マーク・ボール
出演:ジョン・ボイエガ、ウィル・ポールター、ジャック・レイナー、アンソニー・マッキー
提供:バップ、アスミック・エース、ロングライド

配給:ロングライド

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