『デトロイト』オスカー受賞監督キャスリン・ビグローの容赦ない演出をキャスト陣が振り返る特別映像

2018年1月25日

『ハート・ロッカー』『ゼロ・ダーク・サーティ』のキャスリン・ビグロー監督最新作『デトロイト』が1月26日（金）より公開される。この度、緊張感に満ちた撮影現場を、固い絆で生き抜いたキャストたちを紹介する特別映像が解禁となった。

映像は、デトロイトの音楽の殿堂フォックス・シアターで歌合せを行っているシーンから始まる。デトロイト出身の音楽グループ、ザ・ドラマティックスだ。NAACP(全米有色人種地位向上協会)賞主演男優賞にノミネートされ、ポスト・ウィル・スミスと注目されるアルジー・スミスが、リードヴォーカルのラリー・リードに扮する。

ラリーの親友フレッドには、『メイズ・ランナー』『素晴らしきかな、人生』のジェイコブ・ラティモアが、モーテルに居合わせた若者たちの1人、リーをペイトン・アレックス・スミスがそれぞれ演じる。そんな彼らを待ち受けていたのは、オスカー受賞監督による容赦ない演出と、常に緊張を伴うリアルな撮影現場だった。

キャスリン・ビグロー監督が抜擢、非凡な役者の演技合戦

キャスリン・ビグロー監督が「非凡な才能を持つ役者を選ぼうと決めていた」と語る通り、本作には若き精鋭キャストたちが結集。リアリティを徹底追究したビグロー監督の現場で「カットがかかっても、ただ泣き叫んでいた」とネイサン・デイヴィス・ジュニアが指摘するとおり、若き俳優たちは極限下におかれていた。凶悪な白人警官を演じたウィル・ポールターも、キャスト同士の演技が共鳴し、涙が止まらない中で演技を続けたことを明かしている。