『シェイプ・オブ・ウォーター』コラボアート完成、イラストレーター・天野喜孝が独自の解釈で描き下ろし

3月1日(木)より公開となった映画『シェイプ・オブ・ウォーター』より、イラストレーターの天野喜孝が本作を独自の解釈で描いたコラボアートが到着した。

シェイプ・オブ・ウォーター
『シェイプ・オブ・ウォーター』天野喜孝が描き下ろしたコラボアート

本作は、1962年のアメリカ×ソビエト冷戦時代を舞台に、清掃員として政府の極秘研究所に勤める女性・イライザと、極秘実験を控える不思議な水生生物との愛を描く。監督・脚本・製作を『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロが務め、ヒロインのイライザ役に『ブルージャスミン』のサリー・ホーキンスが扮する。ほか共演にオクタヴィア・スペンサー、マイケル・シャノン、リチャード・ジェンキンス、ダグ・ジョーンズが脇を固める。

シェイプ・オブ・ウォーター』が持つ普遍的な物語性とファンタジーの世界観は、天野喜孝が今まで手がけてきた作品の世界観に近く、今回のコラボアートが実現。今まで多くのキャラクターデザインを手がけてきた天野喜孝は、本作を一足早く観賞し「彼」のキャラクターに興味を持ち、「彼」の本来の姿をイメージするなかで、「彼」の神秘的なオーラが形を変えて、水のマントを纏うビジュアルが誕生した。

天野喜孝 コメント


素晴らしいですね、60年代、70年代のアメリカは私の好きな時代で、とても好きな映画です。上部がカーブになっている主人公の部屋の窓の形から、私がアメリカで生活していたときを思い出しました。この映画を観た後に、いろいろなイメージを拡がり、そのなかで「彼」が元々住んでいた場所に戻った時のイメージが見えてきました。水の中の神殿に住んでいて、「彼」は特別な水のマントを羽織っているイメージです。「彼」は、そういう存在だと思うんですね。そういう想いで、この絵を描きました。この絵は、映画を観る前と後では、印象がすごく変わると思います。

映画『シェイプ・オブ・ウォーター』は全国公開中

(C)2017 Twentieth Century Fox

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