『グランド・ブダペスト・ホテル』が第87回アカデミー賞で美術賞、衣装デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞を受賞するなど細部にまでこだわった衣装や小物、緻密な色使いと唯一無二の美意識に貫かれた画面構成が高く評価されている映画監督ウェス・アンダーソンがデザインしたカフェバー「Bar Luce」が5月9日よりオープンし、話題となっている。
「Bar Luce」は、5月9日イタリア・ミラノにオープンしたプラダ財団の芸術施設内に併設されているカフェで、ウェス・アンダーソン監督作『ライフ・アクアティック』をモチーフにしたピンボールやジュークボックスなどが設置されている。50年代、60年代のイタリアのポップアートやイタリアン・ネオリアリズムから影響を受けてデザインされたという内装がお洒落で、ファンにとってはたまらない場所となっている。
ウェス・アンダーソン「この空間には観念的なアングルはありません。ここは現実の生活のためにある空間で、食べたり、飲んだり、おしゃべりしたり、読書を楽しんだりできる良い空間です。良い映画のセットとしても使えるだろうし、執筆にも適した空間です。自由気ままな午後のひとときを過ごしてもらえるよう、このバーをデザインしました」
「Bar Luce」は午前9時から午後10時まで営業しているという。
公式サイト:http://www.fondazioneprada.org/?lang=en
via:http://collider.com/wes-anderson-design-an-italian-cafe-includes-life-aquatic-pinball-machine/