ダニエル・デイ=ルイス『ファントム・スレッド』90秒予告、映画史上もっとも艶やかで狂おしい愛の駆け引き

『マグノリア』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・トーマス・アンダーソン監督が、名優ダニエル・デイ=ルイスと2度目のタッグを組んだ映画『ファントム・スレッド』の90秒予告編が解禁となった。

ファントム・スレッド

『マイ・レフトフット』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『リンカーン』で史上最多となるアカデミー賞主演男優賞を3度受賞し、本作で俳優業の引退を表明しているダニエル・デイ=ルイスが主演を務める本作。1950年代のロンドンを舞台に、英国ファッションの中心的存在として社交界から脚光を浴びる、オートクチュールの仕立て屋と若きウェイトレスの愛の軌跡を描く。

予告編では、豪華絢爛な1950年代ロンドンのファッション業界が映し出され、オスカー受賞も頷ける、衣装デザイナー マーク・ブリッジスが手掛けた美しいドレスの数々が登場。また、本作で俳優業引退を発表した名優ダニエル・デイ=ルイスが、英国紳士然とした上品な雰囲気を持ち合わせた、完璧主義でストイックな人物像を見事に演じている。

さらに、レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドによる音楽は、ロマンティックでありなから次第に不協和音になっていく旋律も印象的。最後は息を呑むドレスを着たアルマと「禁断の愛の扉が開かれる」という言葉で締めくくられている。

映画『ファントム・スレッド』は5月26日(土)にシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国公開

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