累計120万部突破の池井戸潤によるベストセラー同名小説を、TOKIOの長瀬智也主演で映画化した『空飛ぶタイヤ』が6月15日(金)に公開される。この度、本作の主題歌がサザンオールスターズによる新曲「闘う戦士たちへ愛を込めて」に決定した。
「下町ロケット」「半沢直樹」などの著者で知られる池井戸潤の同名小説を映画化した本作。物語は、トラックの脱輪事故により1人の主婦が亡くなったことから始まる。事故を起こした運送会社社長・赤松徳郎は、トラックの構造そのものに欠陥があるのではないかと気づき、製造元のホープ自動車へ再調査を要求。そこには大企業のリコール隠しが存在した。赤松は親から引き継いだ会社や社員、家族を守るため、何よりも自らの正義のため、巨大な企業に戦いを挑む。
巨大企業と戦う運送会社の社長・赤松徳郎役の長瀬智也をはじめ、ホープ自動車のカスタマー戦略課課長・沢田悠太役にディーン・フジオカ、ホープ銀行の本店営業本部·井崎一亮役に高橋一生が扮する。共演に深田恭子、佐々木蔵之介、岸部一徳、笹野高史、寺脇康文、小池栄子、阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)、ムロツヨシ、中村蒼らが名を連ねる。監督を本木克英が務める。
サザンの新曲「闘う戦士たちへ愛を込めて」は、2015年に発表されたアルバム『葡萄』以来、約3年ぶりとなる新曲。社会で闘う人たちを描いた映画の世界観と地続きの、過酷な現代社会を切り抜いた桑田佳祐にしか書けない痛烈な歌詞と、それをポップスに昇華するサザンオールスターズの真髄が際立つ、“サザン”ד空飛ぶタイヤ”の化学反応により生まれた書き下ろし楽曲だ。楽曲は、映画の公開と同様6月15日(金)から配信リリースされることも決定。配信リリースに先駆けて、全歌詞がサザンオールスターズ公式サイト(http://sas-fan.net/)で公開されている。
主題歌「闘う戦士たちへ愛を込めて」が流れる予告映像では、度重なる悲劇に追いつめられる赤松社長(長瀬)が「最後まで闘う」と覚悟を決めた強い表情が収められている。また、長瀬ほかディーン・フジオカ、高橋一生ら豪華キャスト陣がそれぞれの正義に立ち向かっていく様子を鼓舞するように主題歌がかかり、本編への期待が一層高まるものとなっている。
長瀬智也 コメント
社会で、日々戦っている汗臭さみたいなものを感じました。そして、頑張れと言われているような気持ちにもなりました。感謝と感激です。
池井戸潤 コメント
サザンオールスターズは、学生時代から僕のアイドルでした。40周年という記念すべき年に桑田さんに主題歌を書いていただけるとは、とても光栄です。次回コンサートには必ず駆け付けます!
矢島孝プロデューサー コメント
二面性、いや多面性のあるドラマに乗る曲はサザンオールスターズしかないと思いました!「生きていくのはしんどいけれど、捨てたもんじゃないぜ!」と背中を押してくれる素敵な曲をありがとうございます!
本木克英監督 コメント
映画の内容を繊細に鋭く捉えた歌詞、深刻な本質をからりと奏でるオリジナリティ溢れた曲に鳥肌が立ちました。長く熱狂し、敬愛してきたサザンオールスターズの原点を感じる主題歌にただただ感激いたしました。
映画『空飛ぶタイヤ』は6月15日(金)より全国公開
(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会