『50回目のファーストキス』山田孝之、福田組初の恋愛映画に「やっとご褒美がきた」ムロツヨシの“サプライズ”乱入に爆笑の渦

映画『50回目のファーストキス』完成披露試写会が30日、都内・イイノホールにて行われ、キャストの山田孝之、長澤まさみ、佐藤二朗、勝矢、太賀、山崎紘菜、監督の福田雄一が登壇。サプライズで主題歌「トドカナイカラ」を歌う平井堅が駆けつけた。

50回目のファーストキス

“王道ラブストーリー”初挑戦となった福田は「もともとラブストーリーをやりたい人間なので。ラブを心情に生きている」とニヤリ。佐藤ら福田組常連キャストからツッコミが飛び交うも、「ずっと笑い漬けでやってきましたが、原作を読ませていただいたときに、ちゃんと笑えて泣ける映画だったので挑戦させていただきました」と真摯にコメントした。

50回目のファーストキス

山田は、本作のオファーを受けて「18年くらい俳優をやってきて、やっとご褒美がきた。福田組でハワイ、長澤さんと一緒で…お金ももらえるし(笑)」とにっこり。福田は「メールで伝えたら『断る理由がありません』って(笑)」と明かすと、山田は「一応断る理由を探したんですが、いくら考えても出てこなかった」と応えた。

50回目のファーストキス

銀魂』に続き福田組に参加した長澤は、ハワイでのオールロケに「楽しかったです!ずっと浮かれてました(笑)それで『何やってるんだろう…』って反省したりも」と振り返る。

50回目のファーストキス

長澤の笑う姿を、現場で太賀はじめ男性キャスト陣がモノマネしていたようで、福田から「ちょっとやってみて!」と太賀に無茶ぶりが。太賀が長澤のモノマネを披露するも、長澤本人は「そんなんじゃないじゃん!もっとヒドかった(笑)急にカッコつけた(笑)」とクレームをつけ、笑いをさらった。

50回目のファーストキス

現場でひたすら長澤のモノマネを披露していたようで、福田は「マジギレしてたしゃん!」と暴露。長澤は「泣いたんです!」「嬉し泣きです(笑)」とモノマネされすぎて涙してしまったという。

50回目のファーストキス

イベントでは、舞台挨拶に参加できなかったムロツヨシからのビデオメッセージが上映された。常に上下に体を揺らしながら話すムロの姿に、佐藤が「結構尺使ったけど大したこと言ってねぇ(笑)」とツッコミ。会場は爆笑の渦に包まれた。

50回目のファーストキス

さらに、生中継映像とともに登場した平井が、福田の「来れませんか?」という声に応え、会場にサプライズで登場。脚本・ラフ映像を観て主題歌を書き下ろした平井。スペイン料理屋で山田と、東京駅で佐藤とバッタリ会ったエピソードを交えつつ、平井は「幸せなものと壊れやすいものが背中合わせになったような物語。そんなイメージを楽曲に込めました」とコメント。

50回目のファーストキス

そんな平井の楽曲に、山田は「普段なら素直に喜べるんですが、やっぱり福田組なので…平井さんに書いてもらえるチャンスを、ここで1回使ってしまった。今回書いてもらったのは損した気分です(笑)平井さんに書いてもらえるなら、もっとちゃんとした映画が良かった」と嘆いていた。

50回目のファーストキス


アダム・サンドラ―、ドリュー・バリモアら出演のロマンティック・コメディ『50回目のファーストキス』を原案にした本作。ハワイ・オアフ島でツアーガイドのバイトをしているプレイボーイ・大輔が、事故により新しい記憶が一晩でリセットされてしまう後遺症を持つ女性・瑠衣と恋に落ちるさまを描くラブストーリー。

そのときは彼によろしく』以来10年ぶり、それぞれTV版と映画版の「世界の中心で、愛をさけぶ」に出演した山田孝之と長澤まさみが恋人役でタッグを組み、オリジナル映画の舞台でもあるハワイでオールロケを敢行。監督・脚本を「勇者ヨシヒコ」『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』の福田雄一が務め、初の“王道ラブストーリー”に挑む。共演にムロツヨシ、勝矢、太賀、山崎紘菜、大和田伸也、佐藤二朗らが名を連ねる。

映画『50回目のファーストキス』は6月1日(金)より全国公開

(C)2018『50回目のファーストキス』製作委員会

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