A・ガーフィールドが全身マヒの男性を熱演、実話描く『ブレス しあわせの呼吸』予告

『ブリジット・ジョーンズの日記』の製作者ジョナサン・カヴェンディッシュが、自身の両親の奇跡のような実話を映画化した感動作『ブレス しあわせの呼吸』が9月7日(金)より公開される。この度、本作の予告編が解禁となった。

ブレス

1950年代にアフリカでポリオに感染したロビン・カヴェンディッシュと、その妻ダイアナの激動の半生を描いた本作。主人公ロビンに『アメイジング・スパイダーマン』『ハクソー・リッジ』などで知られるアンドリュー・ガーフィールド、ダイアナ役にクレア・フォイが扮するほか、トム・ホランダー、ヒュー・ボネヴィルが共演。監督は、『ホビット』シリーズの第2監督を務め、今回が初長編監督デビューとなるアンディ・サーキスが務める。

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運命の恋に落ちたロビンとダイアナの幸せな日々は、ロビンが病に倒れ、ポリオの診断が下されたことで一変。首から下が全身マヒとなり人工呼吸器なしでは息もできず、余命数ヶ月を宣告されてしまう。

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生きる気力をなくしたロビンに対して、息子を授かったばかりのダイアナは「この子の成長を見届けてほしい」と願い、医師の反対を押し切り自宅での看病を決意。兄弟や友人たちの力を借りながら、ロビンと息子ジョナサンと家族で生活することに。

ロビンのふとした思いつきがきっかけで呼吸器付きの革新的な車椅子を開発してメディアが取材に押しかけたり、障害研究の専門家たちの前で「ただ呼吸するだけでなく、人間らしく生きたい」と重度障害者のクオリティ・オブ・ライフについて演説するなど、運命に甘んじず、外の世界に飛び出し人生を謳歌していく様子が描かれていく。

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ロビン・カヴェンディッシュの息子であるジョナサン・カヴェンディッシュは、父ロビンの生涯が人の心を動かす映画の題材になると信じていたといい、プロデューサーにして物語と重要な接点を持つ息子として製作のあらゆる局面で奔走。本作が初長編監督デビュー作となるアンディ・サーキスとアンドリュー・ガーフィールドは、本作の脚本を初めて読んだ時泣きはらしたという。

ガーフィールドは、脚本を初めて読んだ時に感じたことについて「沢山泣いて、心を大きく動かされて、大好きになった。“運命がもたらす状況の中で、どうやって喜びに満ちた生き方をするのか”というロビンとダイアナの足跡をたどるロードマップのように感じられたんだ。とても正直で、具体的で、知恵に溢れていて、“どう生きるか”という問いに答えてくれたんだ」と熱く振り返っている。

映画『ブレス しあわせの呼吸』は9月7日(金)より角川シネマ有楽町ほか全国公開

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