映画『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノが監督を務める、ホラー映画のリメイク版『Suspiria/サスペリア(原題)』のビジュアルが初解禁された。
本作は、1977年に公開されたダリオ・アルジェント監督による同名映画のリメイク版。ドイツの名門バレエ学校に留学してきたスージーが、次々と謎の殺人事件や怪奇現象に巻き込まれていくさまが描かれる。
解禁された写真では、「フィフティ・シェイズ」シリーズで知られるダコタ・ジョンソン扮するスージーが、どこか不安げな顔をしている姿が映し出されており、他の同級生についてもバレエの練習どころではなく、どこか心ここに在らずという表情で、ただ前を見つめている様子が垣間見える。
スージー役のダコタ・ジョンソンの他に、クロエ・グレース・モレッツ、ミア・ゴス、ティルダ・スウィントンが出演。レディオヘッドのトム・ヨークが音楽を担当している。
ラスベガスで開催されたシネマコンのプレゼンテーションの場においては、オリジナル版でスージー役を務めたジェシカ・ハーパーが「これまで見た中で最も素晴らしくも恐ろしいホラー映画のひとつ」だと太鼓判を押した。また、同イベントで特別上映された映像を観て腹痛に見舞われた記者もいたといわれており、主演を務めたジョンソンに至っては本作の撮影後、セラピーに通う羽目になったと明かしている。
「決して、ひとりでは見ないでください」というキャッチコピーとともに日本でも大ヒットを記録したホラー映画の名作が、ルカ・グァダニーノ監督の手によって再びスクリーンに登場する。
映画『Suspiria/サスペリア(原題)』は2019年1月に全米公開