トッド・マクファーレン原作の『スポーン/Spawn(原題)』が実写映画化されるにあたり、ジェイミー・フォックスが主人公のダークヒーロー役に抜擢されたことが明らかになった。
これまでもスポーンを演じるのではないかと噂されてきたフォックスだが、公式に認められたのは初。スポーンは、CIA工作員のアル・シモンズが地獄から地上に舞い戻ったダークヒーロー。上司に裏切られ、任務中に暗殺されて地獄に堕ちたアルが、再び最愛の妻ワンダに会うために地獄の王マレボルギアと契約を交わし、ヘルスポーンとなって地上へと舞い戻る。だが、そこは「5年後の地球」。ワンダはすでに親友と再婚し、子供までいるなど前に進んでいた。絶望の淵に立たされたアルダが、地上での自らの役割を認識し、戦いに身を投じていく。
1992年に登場して以来、高い人気を誇るダークヒーローのスポーンは、おもちゃやゲーム、アニメとなり、1997年には、マイケル・ジェイ・ホワイトを主演に迎えて実写映画化もされている。マクファーレンの監督デビュー作となる本作は、マクファーレンがフォックスをイメージしてファーストドラフトを書き上げたという。
人気アメコミの実写版にしては「低予算」といわれている本作。だが、原作者のイメージした『スポーン/Spawn(原題)』がスクリーンに登場することを心待ちにしたい。
参考:https://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/spawn-movie-jamie-foxx-star-film-blumhouse-1115462