水曜日のカンパネラが初めて劇伴を担当した映画『猫は抱くもの』のオリジナルサウンドトラックが、映画公開前日の6月22日(金)にデジタルリリースされることがわかった。
今回の劇伴は、水曜日のカンパネラのライブPAも手がけるzAk氏が、音楽監督としても参加しており、ケンモチヒデフミ作曲の楽曲の他にもコムアイの声で劇中の“効果音”(場面転換のシーンで画面が小さくなるワイプの動きを声で表現)を作るなど、映画を引き立たせるバラエティに富んだサウンドトラックとなっている。
中でも「キイロのうた」「マヨイガのうた」の2曲は、コムアイが作詞を手がけ、歌唱をしている楽曲で、映画の世界観をさらに広げる楽曲となっている。「キイロのうた」は6月27日(水)にリリースされる、水曜日のカンパネラのニューEP「ガラパゴス」にも収録されているが、「マヨイガのうた」はこのサウンドトラックでしか聞けない楽曲となっている。
コムアイ コメント
劇伴について
登場人物と観客が、それぞれの固執しているものをそっと手放せるように、と思って書きました。実際に作ってみて、音でこれからどうなるかを気付かれないよう、調整していくのが面白かった。
劇伴の依頼を受けた時
出演が先に決まっていて、劇伴はあとで監督が言ってくれたんです。実は「映画の音楽を書きたいな」って一年くらい前からずっと思っていたので、自分の成長につながる企画だと感じました。
「キイロの歌」について
大切な人や、大切な何かと別れなければならない時、上手く手放すためには、どうしたらいいのだろう・・・と考えながら歌詞を書きました。人と人が出逢う事を、惑星の軌道になぞらえ、軌道が一度重なったという事は、きっと近い距離にいるはずだから、またいつか、どこかで出逢えるかもしれない・・・という思いを歌詞に込めました。
映画『猫は抱くもの』は6月23日(土)より全国公開
©2018 『猫は抱くもの』製作委員会