『VERSUS』『ノー・ワン・リヴズ』などで知られる北村龍平監督による戦慄のシチュエーションスリラー『ダウンレンジ』が9月15日(土)より新宿武蔵野館にて2週間限定レイトショー上映される。この度、本作の予告編と日本版ポスタービジュアルが解禁となった。
6⼈の⼤学⽣が車に相乗りし、広⼤な⼭道を走っていると突然タイヤがパンクする。仕方なく全員が車から降り、携帯電話を取り出してみるが電波は不安定だ。タイヤ交換を始めると、パンクはアクシデントではなく銃撃を受けていたことに気づくが、その時、既に彼らは「何か」の標的になっていた。「ダウンレンジ」とは銃弾の射程圏内を指す⽤語で、兵⼠たちの間では「戦闘地帯」を表すといわれている。
解禁された予告映像は、ドライブを楽しんでいた6人の大学生が、突如謎のスナイパーに狙われ、絶望的な状況に突き落とされるさまが映し出されている。車はクラッシュし、人体は吹き飛び、火だるまになる者、血みどろの女性など過激な描写が連続する。スナイパーの姿が映し出されない故に、観ているこちらが狙われているような臨場感に襲われ、息つく暇さえ無い。
開けた広大な山道の中“動いたら死ぬ”状況に陥った若者たちは、果たして生き残ることができるのか?作品の持つパワーに惚れ込み、ホラー映画の名作「エルム街の悪魔」シリーズを手掛けた伝説的アーティスト、マシュー・ピークが数十年ぶりに手がけたポスターアートにも注目だ。
『VERSUS』が世界的評価を得た後、ハリウッドで『ミッドナイト・ミート・トレイン』『ノー・ワン・リヴズ』などを製作、日本では『あずみ』『ルパン三世』とヒットを連発した監督・北村龍平。『この世界の片隅に』を手掛けた真木太郎プロデューサーとタッグを組み、自らの原点回帰を図った本作は、2017年のトロント国際映画祭を皮切りに、シッチェス・カタロニア国際映画祭、釜山国際映画祭など世界各国の映画祭で上映され、その終わりなき絶望に満ちたスタイリッシュな作風が喝采を浴びた。
映画『ダウンレンジ』は9月15日(土)より新宿武蔵野館にて2週間限定レイトショー
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