映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』公開記念「ハリー・ポッター」魔法ワールド20周年記念セレブレーションイベントが31日、都内・TOKYO FMホールにて行われた。
ハリー・ポッター、屋敷しもべ妖精ドビー、ニュートのコスプレなどをした約200名のファンたちが集まった熱気に包まれた会場にMCの呼びかけで、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のオフィシャルアンバサダーに就任した芦田愛菜が黄色い歓声で迎えられながら登場。
「ハリー・ポッター」の原作は全て読み、スネイプ先生がお気に入りのキャラクターと語る芦田は「本当に大ファンなので関わらせていただけてすごく嬉しいです!『ハリー・ポッター』シリーズが完結してしまって寂しかったので『ファンタビ』で新たなお話が始まって、『ハリポタ』に通ずる部分もあるので本当に映画の公開が楽しみです!」と、「ファンタビ」愛を明かし、「世界中にファンがいると思うんですが、もっとたくさんの人に知って頂きたいです。映画の公開に向けてどの国も盛り上がっていくと思いますが、日本が一番『ファンタビ愛』に包まれたらと思います」とアンバサダーとしての今後の抱負について熱いコメントを寄せた。
続いて、ハリー・ポッターの吹き替えを担当した小野賢章、ニュート・スキャマンダーの吹き替えを担当した宮野真守も登場。実は、魔法ワールド関連でお2人が同じステージに立つのは初めてで、ハリーとニュートが並ぶというファンにはたまらない展開に会場のボルテージはマックスに。
『ハリー・ポッター』シリーズではパーシーの声を担当していた宮野。当時高校生だった宮野は、小学生だった小野との共演を振り返り、「大人になってニュートとして出会うという不思議」としみじみ。小野が「『ハリポタ』の死の秘宝が終わって結構な月日が経つので、今『ハリポタ』関連で関われる日がくるなんて!僕の持てる全記憶を頼りに今日は頑張ります!」と意気込みを見せるなか、芦田は「ハリーとニュートの間にいるなんて」と「ハリポタ」「ファンタビ」愛を隠し切れない様子だった。
ホグワーツ魔法学校で入りたい寮について話が及ぶと、芦田は「スネイプ先生が好きだけどグリフィンドール」、宮野は「ハッフルパフと言いたいところですが、スリザリン。スリザリン感を秘めています(笑)」、小野は「グリフィンドールだと正義感が強いイメージなのでもうちょっと気楽なところがいいです(笑)。でもグリフィンドールに選んでいただけたら戦います」と、思い思いに「ハリポタ」愛を爆発させた。
イベントでは、「ファンタビ」でニュートの声を担当していた宮野と「ハリポタ」シリーズでハリー・ポッターの声を担当していた小野に生の公開アテレコが。小野は『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のシーンをリクエストされ「僕、一番最後の作品が20歳とか21歳で、今年29歳になるので…。04年だから、僕が当時、14歳、中2…。無理です」とたじたじの様子で、宮野も「マジか!」と小野さんの年齢に驚き。
小野がアテレコを披露すると、会場からは拍手が起こり、宮野は「当時より若いよ!すごい!」と大絶賛。小野も「最近の中で一番心臓がバクバクしました!」と胸をなでおろした。小野に続いて宮野もニュートの名シーンを披露すると、会場からは歓声が起こり、場内の熱気は更に上がる。芦田は「生のハリーとニュートを聞けて生きていてよかった!」と感動しきりだった。
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日(金・祝)より全国公開