劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』初日舞台挨拶が1日、都内・新宿バルト9にて行われ、高杉真宙、Lynn、藤井ゆきよ、内田雄馬、和久井映見、監督の牛嶋新一郎が登壇した。
かねてより「漫画やアニメ、ゲームが大好き」という高杉。念願叶っての声優初挑戦に「この作品に携わることができて改めて良かったなと思います。こんな冷静にここに立っていますが、心の中でめちゃくちゃ盛り上がってて(笑)今までにない感情です。緊張もあるんですが、素の僕がどんどん出てきそうで…それを押さえつけているような感じです。全然ここで『(作品が)大好きです!』って叫べますもん!」と本作に対する想いを打ち明ける。
イベントでは、劇中にも登場する「真実が挑戦か」ゲームが行われた。牛嶋監督が「高杉真宙」のカードを引き、【真実】「気になる異性と仲良くなりたい時、どうやってアプローチしますか?」【挑戦】「ステージ上の誰かをお姫様抱っこしてください」とのお題が。
内田が「準備はしてるけど?」と手を大きく広げ構えていると、高杉は「そう言われたら(笑)」と【挑戦】を選択。「いいんですか?」という内田を、男らしくお姫様抱っこしてみせ、会場を沸かせた。内田は「最高だぜ!いい力強さを感じました!」と満面の笑みをこぼした。
最後に「皆さんの心に少しでも温かい気持ち、幸せな気持ちが生まれていたら嬉しいと思います。その気持ちがもっともっとたくさんの人に伝わっていったら嬉しいです」とLynn。
高杉も、ここまで堪えてきた想いが溢れ「【僕】という役を演じることができて本当に幸せだなぁと思います。本当にいろんな人と出会えて、この作品に参加することができて良かったなぁと思います…いやぁ…ちょっと待ってくださいね…絶対に(涙を見せるのは)嫌なんです!恥ずかしい(笑)」と、時折背を向け涙をこらえながら最後には「本当にこの作品と出会えて、この役ができて、いろんな人と…本当に大好きな作品になりました!観る人が大好きになってくれたらなと思います」と溢れる涙を見せていた。
原作書籍の累計発行部数260万部を突破した住野よるの小説デビュー作、浜辺美波と北村匠海のW主演で2017年7月に公開され実写映画も大ヒットした「君の膵臓をたべたい」。劇場アニメーション作品としてスクリーンに登場する今作では、他人に興味をもたず、いつもひとりで本を読んでいる高校生「僕」役に高杉真宙、膵臓に病を抱えるも、天真爛漫な性格でハツラツと日常を過ごすヒロイン・山内桜良役にLynnが声を当てる。
劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』は全国公開中
(C)住野よる/双葉社 (C)君の膵臓をたべたい アニメフィルムパートナーズ