映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』完成披露パーフェクトカーベットイベントが4日、都内・ヒューリックホール東京にて行われ、W主演の岩田剛典、杉咲花が登壇した。
真実の愛が降り注ぐ“バルーンシャワー”、真実の愛が固く結ばれる“南京錠”、真実の愛が鳴り響く“幸福の鐘”と、3つのシンボルで絆を深めた2人。150名のファンを前に、岩田は「お足元の悪いなか、皆さん本当にありがとうございます。この秋1番の純愛ラブストーリーになっています!」とにっこり。
お互いに関係性を深めていく上で、話し合ったことを聞かれると、岩田は「花ちゃんと年齢が9歳くらい違うんです。親子に見えないかな(笑)と、冗談ですが(笑)本当に、監督を含め3人で毎シーンのディスカッションをしながら微調整して撮影が進んでいった。ものすごく、かなりクリエイティブな感じで作品に携わらせていただきました」と明かした。
また、予告編などでも垣間見れる“デートシーン”について、岩田は「2人でソフトクリームを食べるシーンがあるんですが、いろいろなメニューがありましたね。“イナゴアイス”をスタッフさんたちと一緒に頼んで…シンプルなバニラアイスクリームに、イナゴが突き刺してある。結構な見た目でした!」とコメント。杉咲も「イナゴってバッタなんです…アイスにバッタが乗ってる…」と岩田と同じく“イナゴアイス”に衝撃を受けた様子だった。
“幸福の3つのシンボル”を終え、岩田は「いやぁ…最高ですね!」と満面の笑み。「こうして映画の幕開けをパーフェクトな皆さんと一緒に迎えられたこと、非常に嬉しいです。これから公開に向けてガンガン盛り上げていきたい」と会場を沸かせた。
漫画家・有賀リエの原作「パーフェクトワールド」を岩田剛典×杉咲花のW主演で実写映画化した本作は、“障がいのある恋”をテーマに描いた純愛ラブストーリー。突然の事故で下半身に障がいを持ち、車イス生活になってしまった建築士の主人公・鮎川樹を岩田剛典が演じ、初恋の先輩である樹を一途に想い、悩み、もがきながらも一緒に前を向いて生きていこうとするOL・川奈つぐみ役に杉咲花が扮する。
つぐみに想いを寄せる高校時代の同級生・是枝洋貴役に須賀健太、看護師として樹のリハビリを支え、今は生活まで支えているヘルパー・長沢葵役に芦名星、樹と高校時代より付き合っていたが、事故をきっかけに別れてしまった雪村美姫役に大政絢が扮する。監督を『流れ星が消えないうちに』などで知られる柴山健次が務める。
映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』は10月5日(金)より全国公開
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