『パーフェクトワールド』岩田剛典、“車イスバスケ”の試練でパフォーマー業に支障?「想像以上に過酷でした…」

映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』完成披露プレミア試写会が4日、都内・丸の内ピカデリーにて行われ、キャストの岩田剛典、杉咲花、須賀健太、芦名星、大政絢、監督の柴山健次が登壇した。

パーフェクトワールド

役作りについて岩田は「車イスでの日常生活はもちろんなんですが、車イスに乗っている状態でバスケットをするシーンが大変でしたね。乗るマシン自体も高さやスピードが違って、普通に乗ったら怖いくらいのもので…そういうところから慣れていくところから始めました」とコメント。

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初の純愛映画でのヒロインを務めた杉咲。「(撮影)当時は19歳だったので、大人っぽく見せられるように落ち着いた雰囲気で声を低めにしてみたりしていたのですが、監督から『もっと天真爛漫なつぐみでいてください』と言われたので、変に意識せず衣装やメイクで大人っぽくしていただきました」と明かした。

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植物図鑑 運命の恋、ひろいました』以来のラブストーリーに挑戦した岩田。「奇しくも『樹』とキャラクターの名前が一緒。前回は女性に拾っていただく側だったんですが、今回は猫を拾っています(笑)」とハニカミ、笑顔をのぞかせた。

イベントでは、様々な困難・試練を乗り越えていく主人公にちなみ、「撮影中に体験した試練は?」とのお題が。岩田は「ん〜…やっぱり車イスバスケのシーンですかね。想像以上に過酷でした…普段パフォーマーも兼任しているので、体は鍛えているんですが、普段使わないところが筋肉痛になって…パフォーマーの方にも支障が出るんじゃないかってくらい、あちこち体が痛くなりましたね」と告白した。

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さらに、芦名がダイエット中の須賀に「チョコレートをどうしても食べさせたかった!」と奮闘していたことが明かされると、須賀は「我慢しました!でも、岩田さんの差し入れのクレープは食べたんです!負けました(笑)うまい!!」と甘い誘惑に負けたことを告白した。

また、劇中で制服姿を披露している大政は「花ちゃんと並んでいると恥ずかしくてしょうがなかった(笑)」とにっこり。岩田も20代最後の制服姿を披露しており、「俺もそれだった!試練。ずっと男子校で学ランしか着たことがなかったんですが、人生初のブレザーを着ることができたんですが、ふざけないとやってられなくて(笑)とにかく過去のシーンは明るく撮影していました」と笑みをこぼしていた。

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また、映画のタイトルにかけて「パーフェクトだと思った共演者について」お題が出ると、岩田は「“パーフェクト花ちゃん”ですね!」と明かし、杉咲が父親役の俳優に「父の日に入浴剤のギフトをあげていた。“娘にしたい”ってこのことだなと思って、僕は楽屋で何も持ってなくてすごく申し訳なかったんですが(笑)キャスト・スタッフに対しての気配りが若いのに素晴らしい」とエピソードを披露した。


漫画家・有賀リエの原作「パーフェクトワールド」を岩田剛典×杉咲花のW主演で実写映画化した本作は、“障がいのある恋”をテーマに描いた純愛ラブストーリー。突然の事故で下半身に障がいを持ち、車イス生活になってしまった建築士の主人公・鮎川樹を岩田剛典が演じ、初恋の先輩である樹を一途に想い、悩み、もがきながらも一緒に前を向いて生きていこうとするOL・川奈つぐみ役に杉咲花が扮する。

つぐみに想いを寄せる高校時代の同級生・是枝洋貴役に須賀健太、看護師として樹のリハビリを支え、今は生活まで支えているヘルパー・長沢葵役に芦名星、樹と高校時代より付き合っていたが、事故をきっかけに別れてしまった雪村美姫役に大政絢が扮する。監督を『流れ星が消えないうちに』などで知られる柴山健次が務める。

映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』は10月5日(金)より全国公開

©2018「パーフェクトワールド」製作委員会 ©有賀リエ/講談社

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作品情報

パーフェクトワールド 君といる奇跡

パーフェクトワールド 君といる奇跡

4.6
2018/10/05(金) 公開
出演
岩田剛典/杉咲花/須賀健太 /芦名星/マギー/大政絢/伊藤かずえ/小市慢太郎/財前直見 ほか
監督
監督:柴山健次/原作:有賀リエ