映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』公開直前イベントが26日、都内・ステラボールにて行われ、キャストの岩田剛典、杉咲花、主題歌を歌うE-girls(SAYAKA、楓、藤井夏恋、YURINO、須田アンナ、鷲尾伶菜、坂東希、佐藤晴美、石井杏奈、山口乃々華、武部柚那)が登壇した。
イベントは、E-girlsによる主題歌「Perfect World」の生パフォーマンスから幕開け。力強く華やかなパフォーマンスに、会場のボルテージも高まる中、岩田は「僕ら(舞台)袖で見ていたんですが…正面から見たかった(笑)本当にキレキレでしたね!感動しました」とハニカミ。
「この映画を観ると本当に温かい気持ちになって、大切な人をより大切にしたくなる。今を一生懸命生きることの大切さだったり、ラブストーリーだけでなく色々なことを教えてくれる映画になっています!」と作品の魅力を明かした。
公開を間近に控え、いまの心境を聞かれると「ドキドキしますね!撮影現場に行くのが楽しくて仕方がないくらい、現場の雰囲気がとても良くて、そういう現場は毎回あるわけではないので、本当に自分にとって大切な経験になりました」と岩田。杉咲も「嬉しさと恥ずかしさと、また自分が大切にしてきた作品が巣立ってしまう寂しさと…いろんな気持ちがあります。でも、何よりも早く皆さんに映画を楽しんでいただきたいです!」と笑顔をのぞかせた。
また、E-girlsの坂東とは高校時代の同級生だという杉咲は「学校の帰り道とかで、いつか私が出る作品で“ばんちゃん”たちが主題歌で一緒にできたらいいねって話していたので、その夢が叶って本当に嬉しいですね!」とにっこり。坂東も「こんなところで『久しぶり〜!』なんて話してるのが変な気分です(笑)」と明かし、そんなエピソードに岩田は「スーパー同級生ですね!」と笑みをこぼしていた。
さらに、試写会でボロ泣きする人が続出したことから、【人生で一番感動の涙が流れた瞬間】についてトークが進行。
中でも岩田は、三代目J Soul Brothersのオーデョションに合格した頃を回想しながら「肉体的にも精神的にも追い込まれて、そんな時に事務所のHIROさんから合格のことを聞いて…張り詰めていた緊張が解けた瞬間だったので、いきなり涙がドバーッと出たんです。あの経験はなかなかできないと思います。8年くらい前ですかね。その時の記憶がいまだに鮮明に残っています」と大切な思い出を披露した。
漫画家・有賀リエの原作「パーフェクトワールド」を岩田剛典×杉咲花のW主演で実写映画化した本作は、“障がいのある恋”をテーマに描いた純愛ラブストーリー。突然の事故で下半身に障がいを持ち、車イス生活になってしまった建築士の主人公・鮎川樹を岩田剛典が演じ、初恋の先輩である樹を一途に想い、悩み、もがきながらも一緒に前を向いて生きていこうとするOL・川奈つぐみ役に杉咲花が扮する。
つぐみに想いを寄せる高校時代の同級生・是枝洋貴役に須賀健太、看護師として樹のリハビリを支え、今は生活まで支えているヘルパー・長沢葵役に芦名星、樹と高校時代より付き合っていたが、事故をきっかけに別れてしまった雪村美姫役に大政絢が扮する。監督を『流れ星が消えないうちに』などで知られる柴山健次が務める。
映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』は10月5日(金)より全国公開
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