映画『ういらぶ。』完成披露試写会が9日、都内・有楽町朝日ホールにて行われ、キャストの平野紫耀(King & Prince)、桜井日奈子、玉城ティナ、磯村勇斗、桜田ひより、伊藤健太郎、監督の佐藤祐市が登壇した。
King & Princeの新曲「High On Love!」が主題歌に決定している本作。原作は、累計発行部数100万部を突破、電子版LINEマンガの少女部門で月間1位を記録した星森ゆきもの同名コミック。同じマンションに住む美男美女の幼なじみ高校生男女4人組とライバルが繰り広げるラブストーリーを描く。
客席後方から登場し、ハイタッチをするなど会場を沸かせたキャスト陣。桜井扮する優羽のことが大好きすぎて素直になれず、イジワルばかり言ってしまう“こじらせドS”男子・凛を演じる平野は「簡単に女の子にゴミって言ってしまう、僕自身Sではないので…Mでもないんですけど(笑)演じていて心が痛いな〜と思うこともありましたが、凛くんを尊敬してやらせていただきました」と役を振り返る。
今作で描かれるような、幼馴染同士の関係に「憧れはありますか?」と聞かれると、「憧れはありますね!やっぱり男子は男子、女子は女子で集まるような“幼馴染”が定番じゃないですか。男女が一緒になって“幼馴染”って言えるような関係は、すごく憧れますね」と笑みをこぼし、時折「ププッ」と音を鳴らしマイクで遊ぶ一幕もあった。
また、撮影終わりのホテルにて、お風呂あがりに部屋に戻ると「玄関のドアの下から急にお菓子がスッと出てきたんです!」と明かす磯村。続けて、「覗いたら、紫耀くんがお菓子を部屋にスッと入れてるの見ちゃって。すごい感動しちゃいました!なんて可愛いことしてんだって!そういう気配りに感動しましたね」と暴露すると、平野は「誰にも見られてないと思ってた!(笑)」と驚いた様子だった。
イベントでは、登場人物に絡めた「誰がNo.1か」を決めるゲームが行われ、“こじらせ”No.1にダントツで平野に票が集中。平野は「ただいま、僕“腰痛”でして…腰痛を“こじらせ”てます!」と天然っぷりを炸裂させ、笑いをさらった。
さらに、玉城からギャップを指摘されると、平野は「ファンの皆さんからも結構言われますね!喋ってるとこんな感じなんですが、歌ったり踊ったりしていると“あ、あいつカッケー!”みたいな」と自画自賛してみせ、会場を笑いに包んでいた。
また、“天然系ピュア”No.1にも平野・桜井に票が集まり、「実家で猫を飼ってるんですが、日奈ちゃんと猫の話で盛り上がって止まんなくなっちゃって!『これどうしよ、どうやって止めよう』ってくらい熱量がすごすぎて。猫をピュアに愛している方なんだな〜って」と平野。
桜井は「(平野が)ピュアだなって思うエピソードはたくさんあったんですが…」と言い、磯村も「たくさんありすぎて覚えてない(笑)」とハニカミ。伊藤は「撮影中に紫耀くんの天然なエピソードがたくさんあったので『これは舞台挨拶で話すこといっぱいあるな〜』って思ってたんですけど、全部忘れちゃいました(笑)」とこぼす。佐藤監督は「『あ〜目が“乾燥肌”でやべー』って悩んでました」と平野の天然な一面をのぞかせ、笑いを取っていた。
平野は、イベント中にも舞台端にある風船が割れると「うわ〜!びっくりした!!」と飛び跳ね、逆にリアクションでキャスト陣を驚かせたりと、和気あいあいとした様子を見せていた。
映画『ういらぶ。』は11月9日(金)より全国公開
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