『映画ドラえもん のび太の月面探査記』製作発表会見が15日、都内・ザ・リッツカールトン東京にて行われ、広瀬アリス、柳楽優弥、吉田鋼太郎らが出席した。
会見には、辻村深月(脚本)、八鍬新之介(監督)、梅澤道彦(製作者代表・シンエイ動画社長)、水田わさび(ドラえもん)、大原めぐみ(のび太)、かかずゆみ(しずか)、木村昴(ジャイアン)、関智一(スネ夫)、広瀬アリス(ルナ)、ロッチ・中岡創一(キャンサー)、サバンナ・高橋茂雄(クラブ)、柳楽優弥(ゴダート)、吉田鋼太郎(ディアボロ)、平井大(主題歌)が出席した。
「凍りのくじら」「ツナグ」などで知られる小説家・辻村が脚本を手掛ける本作。辻村は「5年くらい前に脚本のお話をいただきましたが、誰よりもドラえもんのファンだと思っているので、おこがましいという理由でお断りさせていただきました」と話す。
「藤子先生は雲の上の存在。先生の情熱がドラえもんを描いているんだと。1年1年、そのバトンを次へと繋げられるのであれば、プレッシャーはありますがお受けしたいと思いました。藤子先生が楽しんで描いてこられたものを、私も楽しんで描いていきたい。藤子先生からもらったものをお返ししたいと…」と胸の内を明かす。脚本を手がけ、「聖書の続きを書くようなものだと思っていました」と告白した。
かぐや姫をイメージした十二単の姿で登場した広瀬。ゲスト声優を務めることに、「ずっと小さい頃から見続けていたドラえもん。学生時代の時とかは、ずっと『どこでもドアが欲しい!』って言ってて(笑)どれだけ楽して学校に行くか…そんなようなことばかり考えてました!」とにっこり。
妹の広瀬すずと一緒に「ドラえもん」を観ていたようで、今回の出演に「驚かせようと思って、まだ言ってません!最近、妹の仕事はネットニュースで知るので、同じように返そうかなって思ってます(笑)」と明かした。
また、家族で「藤子・F・不二雄ミュージアム」に訪れた際に出演のニュースを受けたという柳楽は、「一緒にいた娘に『ドラえもんに出るよ!パパ』って言ったら、すっごい興奮して大喜びしてくれた。本当に大好きで、一緒に映画館に行くくらい。子供の頃に友達と観に行っていたことを、今度は自分の家族と一緒に行けるのは、ドラえもんと一緒に成長していることを実感して本当に嬉しかったです!」と喜びをあらわにした。
『映画ドラえもん のび太の月面探査記』は2019年3月1日(金)より全国東宝系にて公開
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019