ピクサーの最新短編映画『Sanjay’s Super Team』の場面写真が公開された。インド神話とスーパーヒーローを組み合わせたファンタジックな世界が描かれる。
『Sanjay’s Super Team』は、ピクサー・アニメーション・スタジオのアーティスト、サンジャイ・パテル監督が自身の子ども時代の経験を基に描く7分のショート・アニメーション。本作は、恐竜と原始人の子どもの冒険を描くピクサーの長編最新作『ザ・グッド・ダイナソー(原題/The Good Dinosaur)』と同時上映される予定。家庭の宗教的儀式になじめず、漫画に興味を抱く小さな男の子を主人公に、インド神話の神々とスーパーヒーローという全く異なるカルチャーを組み合わせた彼の空想世界が描かれるようだ。
家の居間でシリアルを食べながらTVアニメを見る少年と、仏具の前で瞑想に耽るヒンドゥー教徒の父親。父親の行っているような宗教的な儀式が退屈で興味を持てない少年は、ヒンドゥー教の神ハヌマーン、ドゥルガー、そしてビシュヌ神を『アベンジャーズ』のようなスーパーチームの一種と見立てて空想しはじめる。その空想が進行すると、次第にその脳内はどんどん光眩いカラフルな世界になっていき、神々が活躍を見せていく。空想による体験を通して、少年が父親の内面を理解できるよう成長していく。
『Sanjay’s Super Team』は『ザ・グッド・ダイナソー』と併映で、11月25日より全米公開、2016年3月より日本公開予定。
via:http://www.slashfilm.com/sanjays-super-team-images/