松山ケンイチ、『L change The WORLD』で福田雄一の息子と共演していた!

実写版『聖☆おにいさん』舞台挨拶付き特別上映会イベントが18日、都内・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、キャストの松山ケンイチ、染谷将太、監督の福田雄一、製作総指揮の山田孝之が登壇した。

聖☆おにいさん

今回、“神”の役で共演した松山と染谷にオファーが来た時にどのような気持ちだったのかを尋ねられると、松山は「衣装合わせの時にまず、メイクをして、衣装を着たときに一番最初に思ったのは、自分はどこのホームレスだろうって。これどうすればいいんだろうって思いました」と答え、染谷は「僕は特殊メイクで最初に顔全体を型取りしたんです。長い耳をつけるために。その時、僕も『これどうするんだろう』って思いましたよ」と笑顔で返答。

そこからどのようにして、役作りをしていったのかという話になると松山は「ウィキペディアを読むと、すごく長いじゃないですか。だから染谷君と一度会って、この作品について話しました。染谷君はブッダという役をどのようにして捉えているんだろうって。そしたら、染谷君も僕と同じことを考えていたみたいで、2人で悩みました。ただ、結論は、『あまりそういった情報は見ないようにしよう』でした」と話すす。

福田監督も「そうだよね、難しいもんね。ただ、ホントにベストキャスティングになりました。衣装合わせの時から成功しか見えなかった」とキャスティングには絶対的な自信を見せていた。

聖☆おにいさん

そもそも何故この2人がキャスティングされたのかという話に及ぶと、福田監督は「僕は、以前からこの2人を追いかけていたんです。松山さんに至っては、実は『L change The WORLD』に自分の息子が出演していて、その時から松山ケンイチが大好きで、追いかけていました。」と松山と共演していた福田響志が実子であることを告白すると、「えーっ」と会場がどよめいた。

聖☆おにいさん

キャスティングにも大きな決断を求められる製作総指揮の山田孝之は「スタッフと話を重ねていく中で、何度もお2人の名前が挙がって、決め手となったのは、やっぱり、2人の顔を思い浮かべたときに“目が悟っている”ので、この2人しかないと思いました。」と話をしていると、福田監督は「製作総指揮は染谷君のマネージャーにも直々に会いに行って、出演交渉もしているんですよ。完全にプロデューサーの仕事しているんですよ」と山田製作総指揮の今作でなした一部の役回りを暴露した。

染谷も「山田さんが来るんですもん。びっくりしましたよ。その時、松山さんも出演していることは知らなかったですけど、山田さんが製作総指揮で、監督が福田さんで、原作がこういった作品でって、もう面白くなるに決まっている、と思いました。」と当時の心境を語った。

実写ドラマ「聖☆おにいさん」はピッコマTVにて配信中

(C)中村 光・講談社/パンチとロン毛 製作委員会

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