映画『来る』製作報告会見が23日、都内・ウェスティンホテル東京にて行われ、主演の岡田准一をはじめ、黒木華、小松菜奈、妻夫木聡、柴田理恵、プロデューサーの川村元気が出席した。
第22回日本ホラー小説大賞にて大賞を受賞した澤村伊智による小説「ぼぎわんが、来る」を原作に、『告白』『渇き。』の中島哲也監督が映画化した本作。“得体のしれない脅威”が忍び寄る、王道の恐ろしさを持ち合わせながらも「今まで正義だと思っていた人間が、角度を変えてみた時に全くの別人に変わる」という“人間の怖さ”も持ち合わせ、二重の恐ろしさを描き出す。主演の岡田准一をはじめ、妻夫木聡、黒木華、小松菜奈、松たか子が出演する。
『渇き。』以来4年ぶりの中島組となる小松は「嬉しさもあったんですが、いろんな意味でプレッシャーというか、あれから自分がどう変わっているのか…不安はありましたが、挑戦してみたい役でもあったので、すごく嬉しかったです」と心境を明かす。
キャバ嬢であり霊媒師という役どころに、「髪の毛をピンクにして初めてショートにして、眉毛も細くしたんです。朝、鏡を見て『誰だろ?この人』って思うくらい。全身にタトゥーが入っている役だったので、朝から4時間くらいメイクしたり…」と苦労をにじませる。
また、岡田との初共演に「“ゆる〜い近所のお兄さん”のような印象があって(笑)変に緊張せずに、ずっと喋ってられる。ひたすら健康のお話をしたり(笑)」と笑みをこぼしていた。
映画『来る』は12月7日(金)より全国東宝系にて公開
©2019「来る」製作委員会