1956年7月9日生まれのトム・ハンクスが、2015年7月9日で59歳の誕生日を迎えました。コメディアンとして活躍したのち、ハリウッドを代表する名優となった彼の主演作を振り返ります。
1984年、青年と人魚の恋を描いたファンタジックなラブストーリー『スプラッシュ』の主演で最初の注目を集めました。連続TVドラマ「ハッピー・デイズ」へのゲスト出演時にロン・ハワード監督と知り合ったことから、主演を獲得。ダリル・ハンナ演じる人魚に恋をした青年を好演し、『スプラッシュ』は第57回アカデミー賞脚本賞にノミネートされました。その後、『ビッグ』(88)でアカデミー賞主演男優賞に初ノミネート。
1993年、ロマンティック・コメディ『めぐり逢えたら』でメグ・ライアンと共演。『恋人たちの予感』の脚本家ノーラ・エフロンが監督した本作と『ユー・ガット・メール』(98)で、トムとメグのコンビは90年代のロマンティック・コメディを牽引。“黄金のスクリーンカップル”として、世界中の映画ファンを魅了しました。
1994年、ロバート・ゼメキスが監督したヒューマンドラマ『フォレスト・ガンプ/一期一会』が世界中で大ヒット。実直な役柄で人気を博してきたトム・ハンクスの代表作となり、『フィラデルフィア』(93年)に続き、2年連続アカデミー賞主演男優賞に輝きました。スペンサー・トレイシー以来となる、史上二人目の2年連続の同賞受賞快挙で名優の仲間入りを果たします。劇中で彼が放つ「人生はチョコレート箱のようなもの。開けてみるまでわからない」というセリフはあまりにも有名。
1995年、『アポロ13号』では実際のアポロ13号の船長であったジム・ラヴェル船長をシリアスに熱演。ちなみに、『アポロ13号』で共演したケヴィン・ベーコンと昨日(7/8)で57歳の誕生日を迎えました。1998年、生々しく戦場のリアルを描き世界に衝撃を与えたスティーヴン・スピルバーグ監督の『プライベート・ライアン』での熱演も忘れがたい。
1999年、もうひとつの代表作として知られる『グリーンマイル』が世界的に大ヒット。スティーブン・キング原作×フランク・ダラボン監督という『ショーシャンクの空に』コンビによる感動作で、刑務所の看守主任役を好演。ほかにもピクサーの『トイ・ストーリー』シリーズでウッディ役を務めるなど幅広いジャンルで活躍しています。
そんなトム・ハンクスの主演最新作『ブリッジ・オブ・スパイ』の新予告編が公開されました。巨匠スティーヴン・スピルバーグが監督を務め、コーエン兄弟が脚本を担当する実録サスペンス・スリラーなだけに、期待が高まります。1960年代、冷戦下の緊張高まる米ソを舞台に、ソ連の捕虜となった米軍パイロットの身柄引き渡し交渉に挑む弁護士ジェームズ・B・ドノバン役にトム・ハンクスが挑戦します。
【Story】1960年代、敵国ソ連スパイの弁護を務めることになったドノバンは周囲の冷たい視線を浴び、遂には自宅を襲撃されてしまうが、そんな中、CIAスパイの偵察機がソ連領空内で撃墜された「U-2撃墜事件」が勃発。それにより米ソの緊張が高まる事態となり、ソ連側に拘束されたパイロットの弁護を担当することとなったドノバンは、交渉人として東西ドイツ国境のグリーニケ橋で米人パイロットとソ連スパイの身柄交換の交渉に挑むことに。
『ブリッジ・オブ・スパイ』は2016年全国公開予定(全米公開は2015年10月16日予定)。
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