桜井ユキ×小松未来がW主演を務める映画『真っ赤な星』の予告編が解禁となった。
『溶ける』で第70回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門に正式出品された井樫彩が監督を務める本作は、14歳の少女と27歳の女性が、年齢の差、環境の差、
映像は、本作のキーとなる赤いパラグライダーを14歳の少女・陽(小松未来)が見つけるところから始まる。前半はピアノの美しい旋律にのせて、27歳の女性・弥生(桜井ユキ)が、かつて天文台で流れ星に願い事をしていたエピソードを陽に語るシーンや、満たされない現実を冷めた目で見つめるふたりの様子が映し出されていく。後半は、主題歌タイアップとなったHump Backの楽曲「クジラ」をバックに、弥生の恋人・賢吾(毎熊克哉)や陽の幼馴染・大祐(大原由暉)と関わりながら、心の空白を埋めるように寄り添う陽と弥生の姿が確認できる。
また、一足はやく本作を観た行定勲監督から絶賛コメントが到着した。
行定勲(映画監督)コメント
傷つき沈んだまま飛べないでいる2つの魂の救済。
その不安定な感情を露わにする2人の女優のぶつかり合いが真っ直ぐに突き刺さった。
物語に頼らない井樫の映画と向き合う覚悟に拍手を送りたい。
映画『真っ赤な星』は12月1日(土)よりテアトル新宿ほか全国順次公開
©「真っ赤な星」製作委員会