『ムーンライト』監督バリー・ジェンキンスの新作が2019年2月公開、早くもオスカー有力視

第89回アカデミー賞で作品賞を含む3部門を受賞した映画『ムーンライト』の監督、バリー・ジェンキンスが手がけた新作『If Beale Street Could Talk(原題)』が、『ビール・ストリートの恋人たち』の邦題で2019年2月22日(金)に公開されることがわかった。

ビール・ストリートの恋人たち

自分の居場所を探し求める青年の愛の物語『ムーンライト』で、第89回アカデミー賞において8部門にノミネートされ、作品賞ほか3部門を受賞し世界中を熱狂させたバリー・ジェンキンス監督。作家ジェームズ・ボールドウィンの原作「ビール・ストリートに口あらば」をもとに映画化した最新作『ビール・ストリートの恋人たち』は、1970年代NYハーレムに生きる若い2人の愛と信念の物語を描く。

長年この物語の映画化を望んでいたバリー・ジェンキンス監督は、前作『ムーンライト』の撮影以前に脚本を執筆し権利を獲得、念願の映画化を果たした。作品は今年のトロント国際映画祭で披露されると観客賞次点1位、“完璧なまでに美しい映像”-SLASHFILM、“30年に1度の映画体験だ!” -FOX-TV、“荘厳な愛の賛歌” -SCREEN ANARCHYなど、軒並み高評価を獲得。海外レビューサイトのロッテントマトでも94%の満足度(2018/11/21時点) 。さらに先日発表された第34回インディペンデント・スピリット・アワードでは作品、監督、助演女優賞の3部門にノミネートされ、早くも来年のアカデミー賞が有力視されている。(2018/12/14米公開)

出演は、主役のカップルにオーディションで抜擢された新人女優キキ・レインと『栄光のランナー/1936ベルリン』でジェシー・オーエンス役を演じたステファン・ジェームス、主人公を支える優しくも力強い母親を演じ、アカデミー賞助演女優賞も有力視されるレジーナ・キングほか、コールマン・ドミンゴ、ディエゴ・ルナらが共演。製作総指揮には、『ムーンライト』に続きプランB率いるブラット・ピットが名を連ね、『ムーンライト』で共にアカデミー賞にノミネートされたジェームズ・ラクストンが撮影を、ニコラス・ブリテルが音楽を担当している。

映画『ビール・ストリートの恋人たち』は2019年2月22日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開

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