東野圭吾が1995年に発表した小説を『20世紀少年』『トリック』シリーズの堤幸彦監督が映画化したサスペンス・アクション大作『天空の蜂』より、迫力あふれるアクションシーンに目を奪われる予告編が公開された。謎のテロリスト「天空の蜂」により、最新鋭にして日本最大の巨大ヘリコプター「ビッグB」が乗っ取られ、原子力発電所の真上に静止させる「原発テロ」と、その危機に立ち向かう人々との緊迫のドラマが描かれる。
予告編は、超巨大ヘリ・ビッグBを奪ったテロリスト役綾野剛からの犯行声明で幕を開ける──「関係者各位。自衛隊ヘリ“ビッグB”を奪った」。「日本の原子力発電所を全て破棄せよ」との犯人の要求から安全を守るため、そして上空に取り残された子どもの救出のため、設計士の湯原を演じる江口洋介が、旧知の仲である原子力発電所の設計士・三島を演じる本木雅弘たちと共に、残されたタイムリミット8時間の中、それぞれの大切なものを守り抜こうと奔走する姿が描かれてる。また、ともにテロに立ち向かっているはずの湯原が三島に銃を向ける不穏なシーンも披露されており、本編への期待を煽る内容となっている。
江口、本木のほか、仲間由紀恵、綾野剛、柄本明、國村準、向井理、石橋蓮司、佐藤二朗ほか豪華俳優陣が集結。原作者の東野圭吾もその「映像に圧倒された」と語るように、1年以上のCG作業を施した壮大なスケールの映像の中、様々な立場に立つ人々がそれぞれの強い信念を貫き、ぶつかり合う緊迫感のある本作。映像の後半には、秦基博が歌う主題歌「Q&A」も流れ、スリリングに人間の本質を問いかけるアッパーチューンが作品全体の迫力を一層盛り上げている。
“守り抜く”という強い決意と共に、ついに始まる命を懸けたカウントダウン──。
映画『天空の蜂』は、9月12日(土)より全国ロードショー
【Story】
東野圭吾の同名小説を『20世紀少年』シリーズの堤幸彦監督が、江口洋介主演で映画化したサスペンス・アクション大作。1995年8月8日、愛知県の錦重工業小牧工場から防衛庁へ納品する最新の設備を搭載したヘリコプターが、子ども一人を乗せたまま、正体不明の人物によって奪われてしまう。やがて遠隔操作によりハイジャックされたヘリは稼働中の原子力発電所の上空でホバリングを開始し、天空の蜂と名乗るテロリストが日本全国すべての原発の破棄を求める犯行声明を出す。ヘリ設計士・湯原(江口洋介)と原子力発電所の設計士・三島(本木雅弘)は日本消滅の危機を止めるべく捜査に乗り出し、意外な人物に辿り着いていく……。
監督:堤幸彦
原作:東野圭吾「天空の蜂」(講談社文庫)
脚本:楠野一郎
出演:江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛、國村隼、柄本明、光石研、佐藤二朗、やべきょうすけ、手塚とおる、落合モトキ、松島花、向井理、竹中直人、石橋蓮司 ほか
音楽:リチャード・プリン
主題歌:秦基博「Q&A」(オーガスタレコード/アリオラジャパン)
(C) 2015「天空の蜂」製作委員会