映画『クリード 炎の宿敵』で、33年ぶりにイワン・ドラゴを演じたドルフ・ラングレンのインタビューが到着した。
『ロッキー4/炎の友情』(85)でイワン・ドラゴ役に抜擢され、一躍脚光を浴びたドルフ・ラングレンだが、本作『クリード 炎の宿敵』で実に33年ぶりにイワン・ドラゴを演じることで話題となっている。
今回到着したのは、そのドルフ・ラングレンが『ロッキー』シリーズについての思いや、5度目の共演となるスタローンとの友情、役作りへのこだわりを語った貴重なインタビュー。再びイワン・ドラゴ役のオファーを受けた時について、「少し驚いたよ。2年前くらい前に、僕はスライ(シルヴェスター・スタローン)から、『ドラゴとロッキーを再登場させるというアイデアがあるんだ』と聞いた。彼は、『父親たちの罪がコンセプトだ』といっていた。つまり、アドニス・クリードと僕の息子(ヴィクター)が戦うということだった」と述懐。
だが、またあの役を演じることにそれほど意欲的ではなかったというドルフは、「なぜなら、『ロッキー4/炎の友情』はとてもパワフルだったし、僕のキャラクターは80年代のままでいるべきだと思ったからだ」と告白。「でも、脚本を読んだとき、ゆっくりと気持ちが変わったんだ」と、俳優魂に火をつけたのが脚本に込められたドラマであったと出演を決めた理由を明かしている。
かつてアポロをリングに沈めた“殺人マシーン”イワン・ドラゴ。息子を携え再登場した彼は、どんな思いで戦いに挑むのか。ドルフ・ラングレンの俳優としてすべてを注いで生まれた、新たなイワン・ドラゴが醸しだすドラマに大いに期待が高まる。
映画『クリード 炎の宿敵』は2019年1月11日(金)より全国公開
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