登坂広臣×中条あやみが共演するラブストーリー映画『雪の華』より、メイキング入り特別映像が解禁となった。
中島美嘉の名曲「雪の華」を映画化した本作。登坂広臣×中条あやみが共演し、フィンランドでの長期ロケを敢行した。登坂が演じるのは、ガラス工芸家を目指すぶっきらぼうだがまっすぐな青年・綿引悠輔。中条が演じるのは、幼い頃から病弱で、余命宣告を受けながらも憧れの地<フィンランド>に行くことを夢見る平井美雪。監督を『orange-オレンジ-』『羊と鋼の森』で知られる橋本光二郎が務め、脚本を『8年越しの花嫁 奇跡の実話』「ひよっこ」など数々の名作映画・ドラマを生み出してきた岡田惠和が担当する。
余命一年、ヒロイン美雪の夢は、フィンランドで“奇跡が訪れる”と言われ滅多に見ることができない、“赤いオーロラ”を見ること。2人の最後の恋の舞台となった、冬フィンランドの撮影は、2018年2月に行われた。マイナス10度の凍てつく寒さの中で作り出される一面の銀世界は、透き通るほど美しい。
初日はヘルシンキから北へ70㎞にあるリーヒマキのガラス工房“LASISMI(ラシスミ)”を借りて、悠輔が美雪の前でガラス工芸を作るシーンなどを撮影。フィンランドの雪景色について登坂は「初めて来た国なんですけど、すごく街並みも綺麗ですし、この作品にぴったりな風景なんじゃないかなと思いました」と語り、中条も「フィンランドはすごく寒いんですけど、この作品はすごく心があったかくなる作品」と、その繊細で叙情的なフィンランドの雪景色に太鼓判を押す。
そんなフィンランドのシーンの中でも特に美しく仕上がったのは、クライマックスのオーロラシーン。劇中では見渡す限りの雪原だが、実際は100m以上の幅の雄大な川の上がロケ地となり、撮影が可能な時間帯は日の出前後1時間と、日没前後の2時間と限られていた。登坂、中条にとっては早朝から夜中まで気を緩める瞬間がないハードなスケジュールで、中条は「手足の感覚が無くなるくらい寒かったですが、一番感情の高まっているクライマックスだったので、何度も何度も脚本を読み返して美雪の気持ちをイメージしながら臨みました」と語る。
大自然が作り出した幻想的な風景の中で、悠輔と美雪の最後の恋は、クライマックスを迎える。ロマンティックな映像で紡がれる美しく切ないラストシーンは必見だ。
映画『雪の華』は2月1日(金)より全国公開
(C)2019映画「雪の華」製作委員会