映画『キャプテン・マーベル』のファンイベントが現地時間14日、シンガポールにて開催された。
会場となったシンガポールを象徴するホテル、マリーナベイ・サンズには、過去の記憶を失った、謎めく女性ヒーロー“キャプテン・マーベル”を演じる、2015年『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したブリー・ラーソンをはじめ、「アベンジャーズ」シリーズでもおなじみ、若き日のニック・フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソン。キャプテン・マーベルと同じエリート・ソルジャー・チーム、スターフォースの一員であるミン・エルヴァ役ジェンマ・チャン(『クレイジー・リッチ!』)ら豪華キャストに加え、本作でMCU初監督を務めたアンナ・ボーデン&ライアン・フレックの2人が登場した。
本作のプロモーションで、キャストや監督たちが揃ってファンの前に登場するのは、なんと今回が初めて。会場には、赤と青にゴールドのラインを施した“キャプテン・マーベル”カラーのカーペットが敷かれ、キャプテン・マーベルになりきるファンや、アベンジャーズなどのヒーローに扮したファン約3,000人が詰めかけた。
イベント開始前から熱気を帯びた会場に、ブリーが背中に“星“のシンボルマークをあしらった”キャプテン・マーベル“仕様のブラックのスタイリッシュな衣装で登場すると、熱い歓迎ムードに。ブリーは、ファンからの写真撮影のリクエストに心優しく応じ、初のファンイベントともあって、ファンの熱気につられ興奮気味な様子。
この日集まったファンへ向けて「すごく大きなパーティーをしているみたいで、とても楽しいわ!こんなイベントに参加できて本当に嬉しいわ」とブリーが挨拶をすると、会場のボルテージはMAXに。本作の魅力について問われると、「私が演じたキャプテン・マーベルはタフで、強いヒーローなんだけど、同時に内面に弱さも持っているの。自分自身を取り戻す旅を通じて、自分の心に少しずつ寄り添っていくようなストーリーになっているのよ。」と、コメント。本作で描かれるキャプテン・マーベルの心の成長が大きな見どころになりそうだ。
これまで、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品に、数多く出演してきたサミュエルは、「こんな素晴らしい舞台でブリーを紹介できることが本当に嬉しいよ!彼女はキャプテン・マーベルを演じる上で、持っている才能やエネルギーすべてを費やしてくれたんだ。早く世界中にこの作品を届けたいよ」と、作品への強い自信をのぞかせた。
また、この作品でマーベル初の女性監督となったアンナは、「キャプテン・マーベルは、とてもユーモアがあって、人間味があるの。それをブリーが演じてくれたということも、この作品の大きな魅力になっていると思うわ」と、アピール。アンナと共にメガホンをとったライアンは、キャプテン・マーベルについて「彼女は、とてもハートフルなヒーローなんだ。きっと皆が一目惚れしてしまうようなキャラクターになっているはずだよ。」と、誰からも愛される魅力のつまったキャラクターであると語った。
映画『キャプテン・マーベル』は3月15日(金)より全国公開
(C)Marvel Studios 2018