俳優・新田真剣佑の弟でモデルとして活躍する眞栄田郷敦（まえだ・ごうどん）が、佐野勇斗（M!LK）主演の映画『小さな恋のうた』で俳優デビューを果たす。13日、都内・新宿バルト9にて行われた同作の完成報告記者会見に出席した。
20年経った今もなお、世代・性別を問わず愛され、歌われ続けるMONGOL800の名曲「小さな恋のうた」を映画化した本作。太陽のように明るくパワフルなボーカル担当・真栄城亮多役に佐野勇斗（M!LK）、柔和な笑顔と力強いスティックさばきが印象的なドラム担当・池原航太郎役に森永悠希、紅一点として新バンドに参加しギターを担当する、慎司の妹・譜久村舞役に山田杏奈、バンドの作曲もおこなうギター担当・譜久村慎司役に眞栄田郷敦、数が少ないだけに貴重なベース担当・新里大輝役に鈴木仁が扮するほか、トミコクレア、世良公則らが共演する。監督を『orange オレンジ』『羊と鋼の森』『雪の華』などで知られる橋本光二郎が務める。
本作で俳優デビューを果たす眞栄田は「デビュー作でこんな素晴らしい作品、キャスト・監督・スタッフの皆さんも本当に温かくて、すごく環境に恵まれたなと思っています。これが当たり前だと思わないように、初心の気持ちを大切にして今後も頑張っていきたい」と心境を明かす。
父・千葉真一、兄・新田真剣佑から「何かアドバイスをもらいましたか？」と聞かれた眞栄田は、「兄からは『1回やってみな』と。細かいことはなしに、背中を押していただきました。父親には本読みを一緒にしていただいたり、現場にも一度来てくれて細かいアドバイスをいただきました」と明かした。
撮影を振り返って、「お芝居が初めてで、ギターも初めてでした。お芝居の先輩方に囲まれて、でもギターやベースはスタートラインが同じだったので、そこだけは負けたくないなという気持ちで撮影に臨んでいました。時間がある時は常にギターを触っていました」とコメントした。
完成報告記者会見には、佐野勇斗（M!LK）、森永悠希、山田杏奈、鈴木仁、トミコクレア、世良公則、橋本光二郎監督も出席した。
映画『小さな恋のうた』は5月24日（金）より全国公開
(C)2019「小さな恋のうた」製作委員会
