映画『ジュラシック・ワールド』の大ヒット御礼舞台挨拶イベントが8月11日(火)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、日本語吹替えを担当した玉木宏、松岡茉優が夏らしい艶やかな浴衣姿で出席した。
浴衣姿で登場した玉木と松岡。ピンク色でリンゴ柄の生地に黄色いパイナップル柄の帯のキュートな浴衣に身を包んだ松岡は、「浴衣はりんご柄で、帯はパイナップル柄なんです! 中身に肉もあるので、草食恐竜にも肉食恐竜にもどっちからも好かれると思います」とこの日の浴衣のチャームポイントをアピール。
一方、現在時代劇の撮影中のため毎日着物を着ているという玉木は「なかなか仕事以外で浴衣を着ることってないので、浴衣は日本の風情を感じられるので良いですよね。」とコメント。お互いの浴衣姿の感想を聞かれると「とても素敵です。よくお似合いですね」と玉木。一方の松岡は、「本当に格好良いです! 先ほど控え室でお会いした時、後光が差しているようでした!」と興奮気味に語ると、「実際、後ろにライトがあったんですよ!」と玉木がすかさず突っ込みを入れると、会場からは笑いが起こった。
吹替えでの苦労したところを、玉木は「僕が吹替えしたオーウェンは、頼りになる男性なので、力強い声になるよう心がけました。いつも頼もしいのにあるシーンで急にラブシーンが始まるところがあって、どんなテンションでやればいいかわからなくなったことがありましたね(笑)」とパーク内の人々が恐竜に襲われる中、オーウェンとヒロインがキスする場面は「洋画ならでは」と困惑したことを明かした。
松岡は「タイ・シンプキンスくんが演じたグレイはまだ彼が声変わりする前だったのかな? 驚いて声が裏返るところがたくさんあったんですが、私はもう声変わりもして、女の子なので、裏返った声を出すのが大変でしたし、叫ぶシーンも多くて(笑)お風呂で練習したんですが、(収録の)3日前に声が枯れてしまってやめました」と声の“裏返り”を練習したことを明かした。「プレミアの時に(パーク総責任者クレアの吹替えを担当した)木村佳乃さんが収録に3日かかったと伺ったんですが、私は2日かかったんです。でも玉木さんは4時間と聞いて、本当にびっくりしました」
また、恐竜のテーマパークを描いた本作にちなんで、デートで行ってみたいテーマパークを尋ねられると、玉木は「本当に『ジュラシック・ワールド』のようなテーマ・パークがあれば行ってみたいですが、行きたくないテーマ・パークがあります……。ケニアにボゴリア湖という場所があってそこにはフラミンゴが何千羽と集まるんですよ。僕、フラミンゴが大嫌いなんです。全てが嫌なんですが、ミョウガみたいだし足が細すぎて。元々は体が白いってご存知ですか? エサのせいでピンク色になるんですよ!」とフラミンゴ嫌いを告白。
歴代オープニング全世界興行収入記録の第1位を樹立する歴史的ヒットスタートを皮切りに、各国で社会現象を巻き起こしている『ジュラシック・ワールド』。日本でもついに8月5日(水)に全国で封切られ、公開わずか5日間で劇場動員数が100万人(107万3,326人)を突破。初登場堂々の第1位スタートを切り、公開された69の全ての国と地域で「オープニング興収第1位」という偉業を成し遂げた。
劇場にはシリーズ第一作『ジュラシック・パーク』をリアルタイムで知る30〜40代の大人だけではなく、親子連れや学生グループ、若いカップルなどこれまでのシリーズを知らなかった若者層も来場し、老若男女の幅広い世代から支持を集めることに成功しているようだ。
映画『ジュラシック・ワールド』は公開中。
(C)2015 Universal Pictures