ディズニー新ヴィランは自惚れ屋な巨大カニ“タマトア”!歌声流れる『モアナと伝説の海』本編映像

『アナと雪の女王』『ズートピア』のディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』が3月10日より全国公開される。この度、キラキラでゴージャスな派手好きのうぬぼれ屋“タマトア”役の日本版声優を務めるROLLYの歌声が初披露となる本編映像が解禁となった。

モアナと伝説の海

ラプンツェルやアナ&エルサといった人気ヒロインたちを贈りだしたディズニー・アニメーションの新たなヒロインは、好奇心に溢れた海を愛する美しい少女”モアナ”。幼い頃に海と“ある出会い”をしたことから海に選ばれたモアナが、“心”を失ってしまった世界を救うために、悩みながらも自分の進むべき道を見つける大冒険に挑む。監督を『リトル・マーメイド』『アラジン』を手がけたロン・クレメンツ&ジョン・マスカーが務める。

日本版吹替声優は、ヒロイン・モアナ役に昨年5月に帝国劇場で開催された「ミュージカルのど自慢」で最優秀賞を受賞し、満を持して本作でデビューを果たす屋比久知奈が抜擢。モアナの良き理解者であるタラおばあちゃん役を夏木マリ、伝説の英雄マウイ役を尾上松也が演じる。エンドソング「どこまでも~How Far I’ll Go~(エンドソング)」は加藤ミリヤが担当する。

モアナと伝説の海

これまでにも『アラジン』のジャファーや『リトル・マーメイド』のアースラ、『ライオンキング』のスカーなど、個性豊かなヴィランを生み出し人気を博してきた。そこに仲間入りするのは、ディズニー・アニメーション史上最もゴージャスで、キラキラと光り輝くものが大好きな海底のモンスター“タマトア”。冒険に出たモアナとマウイが遭遇する約15メートルの巨大なカニで、貝殻などで全身をピカピカに飾りたてた自分を最高にクールでカッコいいと思い込んでいる自惚れ屋だ

自分のことしか考えていない自己中心的な性格で、モアナとマウイの冒険を邪魔する役どころ。だが、実は昔は茶色くて冴えない時期を過ごした過去も。映像に流れる「シャイニー」では、そんな過去やキラキラに輝きたいという気持ちを歌っている。

タマトアの日本語声優を務めるROLLYは「何物にも代えられない喜びでした!子供の頃はディズニーごっこをしていましたが、そんな人間がとうとう自分の声をディズニー・アニメーション作品に残せる!夢が叶いましたね」と喜びを語る。タマトアとの共通点を「子供の頃は地味だった自分が、ギンギラギンの衣装を着てロックをやっている。タマトアもかつては地味で冴えなかったけれど、“今はゴージャスで最高なんだ!”という、劣等感を踏み越えたところにあるものがグラムロック感を感じる」と役柄に重ねて語った。

タマトアは全身をキラキラにし、艶やか(=グラム)に見せることに執着しており、この曲は70年代のグラムロックにインスピレーションを受けて作られている。ディズニー史上初となる“グラムロック”を取り入れた魅力的な曲調は、ディズニーミュージックにさらなる進化をもたらした。ROLLYは楽曲「シャイニー」について「タマトアはロックシンガーなんだけどちょっと声が低いのがすごくデヴィット・ボウイ的でした。ギンギラギンのクールな感じもデヴィット・ボウイっぽい」と語る。グラムロックで一世を風靡したデヴィッド・ボウイのように、光と影を持ち合わせる“タマトア”役でROLLYさんの披露している歌声に注目して欲しい。

映画『モアナと伝説の海』は3月10日より全国公開

【CREDIT】
監督:ロン・クレメンツ&ジョン・マスカー
製作:オスナット・シュラー
製作総指揮:ジョン・ラセター
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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