「時効って…時効ってなんだよ！」伊藤英明がクズの殺人犯に執念燃やす刑事を熱演『22年目の告白』特別映像

2017年4月26日

藤原竜也×伊藤英明W主演、時効を迎えた連続殺人事件の犯人が表舞台に姿を現す新感覚サスペンス・エンターテイメント『22年目の告白－私が殺人犯です－』が6月10日に公開される。この度、伊藤扮する刑事・牧村に焦点を当てた特別映像が到着した。

本作は、残忍な手口で5人の命を奪った連続殺人事件が時効を迎え、22年後に自らの告白本を出版し、表舞台に現れた男・曾根崎雅人が紡ぎだす新感覚サスペンス・エンターテイメント。“殺人手記”を出版する曾根崎雅人を藤原竜也、22年間事件を追い続けてきた刑事・牧村航を伊藤英明がそれぞれ演じる。共演に、22年前に父親を殺された被害者遺族・岸美晴役に夏帆、事件を追い続ける牧村の妹の恋人・小野寺拓巳役に野村周平、ほか石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、平田満、岩松了、岩城滉一、仲村トオルらが名を連ねる。

藤原扮する曾根崎は、被害者の最も親しい人に絞殺殺人の瞬間を見せつけ、目撃者に犯行をメディアに証言させるという残忍な犯行で世間の注目を集めた殺人犯。22年前当時、この連続殺人事件を担当したのが伊藤演じる牧村だ。5件のうち4件目の事件が起きた時、犯人にあと一歩のところまで追いつめた牧村だったが、争った末ナイフによって口を切られ、寸前で取り逃がしてしまう。犯人から目を付けられ“5人目の標的”となった牧村は命を狙われるが、牧村の代わりに尊敬する上司・滝が殺されてしまう。

映像には、大切な上司を失い、犯人への憎しみが募る牧村が「あの時捕まえていれば…どんなことをしてでも見つけ出す」「時効って…時効ってなんだよ！」と悔しさを滲ませる姿が収められている。本作の入江悠監督は、伊藤について「牧村はある種の“敗北”と共に生きていて、失意のどん底の中をずっと生き続けている人なんです。そんな牧村には、男くさくて野性的な伊藤さんにぴったりだと思いました。今まで伊藤さんが演じてきたような正義のヒーローではなく、彼の今の年齢だからこその魅力が出ていると思います」と、その演技力を絶賛している。