大森南朋×鈴木浩介×桐谷健太がトリプル主演を務める新作『ビジランテ』の公開日が12月9日(土)に決定し、新たに篠田麻里子の出演が発表された。
『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『22年目の告白 -私が殺人犯です-』で知られる鬼才・入江悠がオリジナル脚本で挑む本作は、別々の道を生きてきた三兄弟が、父の死をきっかけに運命を狂わせていくさまを描く。本作のタイトルになった「ビジランテ」は、「自警団」という意味を持つ。警察や法律がない世界、警察や法律が機能してない世界で、自分たちの力・判断で自分たちを守ろうとする集団を指す。高校時代に失踪した長男・一郎役に大森南朋、印刷会社社長で町の自警団団長の二男・二郎役に鈴木浩介、デリヘル業経営の三男・三郎役で桐谷健太が出演する。
篠田が演じるのは、鈴木浩介演じる市議会議員・二郎の妻、新藤美希。表向きは夫を支える良妻賢母だが、その裏では自身の美貌で思う様に男たちを翻弄し、夫を子供の様に操ることで権力と財産を得ようとする危険な美人妻。篠田は同役を妖艶に演じきり、新境地を切り開いた。撮影は、入江監督の地元でもある埼玉県深谷市中心にて2017年1月に実施し、すでに撮影はクランクアップ。完成は7月を予定している。
篠田麻里子 コメント
台本を読ませて頂いた時、とても強い衝撃を受け、入江監督の世界観に引き込まれてしまいました。私にとっても新しい挑戦をさせて頂いた映画になります。監督の世界観をキャスト、スタッフの皆さん全力で表現した作品になりますので、公開をとても楽しみにしています。
入江悠監督 コメント
映画『ビジランテ』における篠田麻里子さんの役は、生き馬の目を抜く地方都市の政治性のなかを、ありとあらゆる手練手管を使ってサバイブする女性です。真冬の私の地元で、強く繊細に演じていただきました。執拗な演出にも粘り強く食いつき、じっと耐えるような姿が印象的でした。まったく新しい篠田麻里子さんが本作で見られるはずです。ぜひご期待ください。
映画『ビジランテ』は12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国公開
【CREDIT】
出演:大森南朋 鈴木浩介 桐谷健太 篠田麻里子
監督・脚本:入江悠
公式サイト:http://vigilante-movie.com
©2017「ビジランテ」製作委員会