大ヒット公開中の映画『散歩する侵略者』のアナザーストーリー、夏帆×染谷将太×東出昌大によるスピンオフドラマ「予兆 散歩する侵略者」が劇場版としてスクリーンで上映されることがわかった。
黒沢清監督をはじめ映画『散歩する侵略者』の制作チームが再結集した本作。異変に気付き、必死に自分たちの世界を守ろうとする主人公・悦子に夏帆、図らずも「侵略者」の手先となり苦悩する悦子の夫・辰雄に染谷将太、映画版とは全く違う明確な「“悪”の侵略者」に東出昌大が名を連ねる。
WOWOWでドラマ第1話がOAされるや、映画版と大きく異なる恐怖と驚愕の展開に、終了直後から「これぞ黒沢清!」「素晴らしく怖い」「登場人物全員怪しい」「これは映画館で観たいレベル」「次まで1週間も待てない」「ひたすら演出で恐怖を感じさせる。最高」と話題沸騰となったスピンオフドラマ「予兆 散歩する侵略者」。
劇場公開にあたり、「音」への演出にこだわり、ドルビーデジタル5.1の劇場クオリティにアップグレード。さらに映像の細部にも変更が加えられ、本作の世界観をより深く堪能できる仕上がりとなっている。東京・新宿ピカデリーでは、11月11日(土)より2週間の上映を予定。全140分間の恐怖を映画館で体験してみては?
監督・黒沢清 コメント
ほぼ3人だけのキャストで、侵略の予兆というテーマに挑みました。ごく身近な人間が、家庭や職場が、世界全体がゆっくりと確実に変貌していきます。やがて誰もいなくなった街の中で、夏帆さん演じる主人公は何と直面し、どのような決意を持って先に進んでいくのでしょうか。壮大で身の毛のよだつ出来事が、可能な限りリアルに描写されています。ただし、これはあくまで映画です。ここで描かれていることが現実化しないことを望みます。
脚本・高橋洋 コメント
黒沢監督と組むのは久々だけど、2人が出会えば、怖い映画を作ろうってことになるのです。ただ怖いことが起こる映画じゃないんです。2人が目指しているのは、観客が見てゆくうちに、え、これヤバい……って気づくような怖さです。前川さんの原作には『ボディ・スナッチャー』の“替え玉妄想”に匹敵するようなヤバいアイデアがありました。だから「侵略SF恐怖映画」が生まれるのは必然なんです。
「予兆 散歩する侵略者 劇場版」は11月11日(土)より2週間限定上映
【CREDIT】
出演:夏帆、染谷将太、東出昌大
原作:前川知大「散歩する侵略者」
監督:黒沢清
脚本:高橋洋、黒沢清
配給:ポニーキャニオン
公式サイト:http://yocho-movie.jp/
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