第41回日本アカデミー賞優秀賞発表記者会見が15日、都内・グランドプリンスホテル新高輪にて行われ、アニメーション作品賞5作品が発表された。授賞式は3月2日(金)に実施される。
岩井俊二による同名原作ドラマを、『モテキ』『バクマン。』の大根仁が脚本化、「魔法少女まどか☆マギカ」の新房昭之が総監督を務め劇場アニメーション化した本作。“繰り返される夏の一日”、恋の奇跡を描くラブストーリー。
再婚する母親から逃れようと「かけおち」を画策するヒロイン・なずな役に広瀬すず、典道役を声優初挑戦となる菅田将暉、典道の恋敵となるクラスメイト・祐介役を宮野真守が演じる。共演に松たか子、花澤香菜、浅沼晋太郎、豊永利行、梶裕貴らが名を連ねる。主題歌はDAOKO×
本作は、2020年の東京オリンピックを目前にした岡山が舞台。所かまわず昼寝をしては怒られる女子校生・森川ココネは、最近いつも同じ夢を見ていることに気づく。窮屈で、でもどこか温かいその夢は、彼女の知らない家族の秘密に繋がっていく。ココネの声を高畑充希が演じる。高畑扮する森川ココネの父親・モモタローに江口洋介、ココネの幼馴染み・モリオに満島真之介がそれぞれ声をあてる。
『メアリと魔女の花』
『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の米林宏昌が、スタジオジブリ退社後にプロデューサー・西村義明が設立したアニメーション制作会社「STUDIO PONOC スタジオポノック」にて製作された本作。メアリー・スチュアートによる英国児童文学「The Little Bloomstick」を原作に、天真爛漫な少女メアリが、ひょんなことから魔法渦巻く世界に巻き込まれるさまを描く。
テレビアニメ「名探偵コナン」劇場版21作目となる本作は、江戸川コナン/工藤新一と服部平次という東西の高校生探偵が揃い踏みするというファン垂涎のストーリーに加え、今後の原作ストーリーにも大きく絡んでくる百人一首の高校生チャンピオン・大岡紅葉がスクリーンに初登場。「平次の婚約者」を名乗る紅葉の登場は、平次と幼馴染の遠山和葉の関係にどんな影響をもたらすのか、新一と蘭の関係にも変化が生まれるのか、胸がキュッとなる“淡い恋のストーリー”が描かれる。ゲスト声優を吉岡里帆、宮川大輔が務め、新キャラクター・大岡紅葉をゆきのさつきが演じる。
第20回山本周五郎賞受賞、累計売上120万部を超える森見登美彦の同名原作を、星野源主演でアニメ映画化した本作は、京都の街を舞台に、大学のクラブの後輩“黒髪の乙女”に思いを寄せる主人公“先輩”の恋心を描いた青春恋愛劇。星野源がアニメ声優として単独初主演を務めるほか、共演に花澤香菜、神谷浩史、ロバート秋山、中井和哉、甲斐田裕子、吉野裕行が名を連ねる。監督を『四畳半神話大系』『マインド・ゲーム』、TVアニメ『ピンポン THE ANIMATION』などで知られる湯浅政明が務める。
(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会 (C)2017 ひるね姫製作委員会 (C)2017「メアリと魔女の花」製作委員会 (C)2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会 (C)森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会