6月1日(土)公開の映画『誰もがそれを知っている』より、ペネロペ・クルスのインタビュー映像が解禁となった。
アスガー・ファルハディ監督が15年前のスペイン旅行で目にした行方不明の子供の写真に着想を得て、じっくりと構想を練り上げた物語は、ペネロペ・クルスと、実生活で夫でもあるハビエル・バルデムに当て書きでオリジナル脚本を完成。数年来の友人でもあるスター俳優たちと念願のタッグを実現させた。
既に本作を鑑賞したマスコミからは「文句のつけようがないくらい素晴らしい作品!」「散りばめられた伏線が、時間の進行にあわせて回収されていく物語の編み方が見事!」とファルハディ監督ならではの緻密な演出や、「ペネロペとハビエルがのびのびと演じていてよかった。」と、本作で6度目の共演を果たす夫婦ならではの息のあった2人の演技に絶賛の声が続出している。
解禁となったのは、本作でのファルハディ監督との初タッグや夫ハビエルとの共演についてペネロペ・クルスが語っているインタビュー映像。本作の出演のきっかけについて、「5年前に監督から電話がかかってきて、作品の構想について話があり、“もちろん任せて”と即答したわ。映画界の巨匠ですもの。彼が脚本を書き始め、映画の完成までこぎつけた」と念願のオファーであったことを明かすペネロペ。ファルハディ監督との仕事については、「彼は構想を共有してくれて、あらゆる面で明確なビジョンを打ち出してた」と本作での初タッグについて振り返る。
またペネロペにとって、2010年のハビエル・バルデムとの結婚後、『悪の法則』(13)、『Loving Pablo(原題)』(17・未)に続き、夫婦共演3作目となる本作。ハビエルとの共演については、「共演が続いたのは偶然だったの。またいつか一緒に仕事する日が来るでしょうけど、頻繁に共演はしたくないわ(笑)」と最愛の夫との共演をはにかみながらコメントする貴重な姿も。
さらに本作のメッセージについて問われると、「登場する家族はメタファーみたいなもの。私たちみんなを表している。人との関わり合い方を見てるうちに、自問自答したくなるの。“なぜお互いに物事を複雑にしてしまうの?”“その必要はある?”“いつか変われる?”ってね」と、映画に込められた普遍性について語りインタビューを締めくくっている。
映画『誰もがそれを知っている』は6月1日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
(C)2018 MEMENTO FILMS PRODUCTION - MORENA FILMS SL - LUCKY RED - FRANCE 3 CINÉMA - UNTITLED FILMS A.I.E.