東野圭吾が1995年に発表した小説を『20世紀少年』シリーズの堤幸彦監督が江口洋介を主演に迎えて映画化したサスペンス・アクション大作『天空の蜂』より、爆薬を積んだ超巨大ヘリ・ビッグBの緊迫感あふれる特別映像が公開された。
『天空の蜂』は1995年を舞台に、謎のテロリスト「天空の蜂」の遠隔操作により、最新鋭にして日本最大の巨大ヘリコプター「ビッグB」が乗っ取られ、原子力発電所の真上に静止させるという「原発テロ」と、その危機に立ち向かう人々との緊迫のドラマを描く。爆薬を積んだビッグBの燃料が切れて原発に墜落するまでの8時間以内に全国すべての原発を廃棄するよう要求。タイムリミットが迫る中、ビッグBに取り残され人質となった子どもの父親で開発者の湯原(江口洋介)や、彼の旧知の仲で狙われた原発の設計士・三島(本木雅弘)らが危機的状況を救うべく奮闘する。ほか、仲間由紀恵、綾野剛、柄本明、國村準、向井理、石橋蓮司、佐藤二朗ほか豪華俳優陣が集結する。
このたび公開された映像では、静かに暗闇からビッグBの各パーツが映し出されたのち、全長34m、総重量25tの巨大ヘリが浮かび上がり、目を覚ましたかのようにゆっくりとその全貌が現れる。本木が完成報告会見の際にコメントしたように、自動操縦で自由に動くビッグBの、まるで怪物かのような存在感の不気味さと迫力を感じさせる内容となっている。
映画『天空の蜂』は、9月12日(土)より全国ロードショー
(C) 2015「天空の蜂」製作委員会